今日はほぼ1日雨。しかも気温が低く、寒い。こんな日は極端に泡盛よりも焼酎を飲みたくなる。とーちゃんとの家での晩ご飯、最初のビールを飲み干した後、久しぶりに焼酎をチョイスした。
私の（＆とーちゃんの）ベストオブ焼酎は大分県四ツ谷酒造の「兼八」。はじめてこいつと出会ったのは、今からおよそ3年〜4年ほど前、会社の後輩が大分のお土産にくれたときだった。はじめて飲んだとき、本気で驚いた。何？この香ばしさ、パンチのある味わい。麦とは思えない個性的な味覚に一瞬で惚れ込んだ。と同時にすぐさま四ツ谷酒造に兼八を申し込んだ。
当時は今ほど人気がなく、私たちの「一升瓶6本」という業者的なオーダーにも快く応じてもらえた。届いた兼八は数本知り合いに配って回った。まさかこんなに品薄になり、個人買いでは手に入らなくなる日がくるなんて夢にも思わず…。
今日久しぶりに兼八を飲んで、やっぱり旨い！と心から思う。兼八に似た味を求めて、泰明も飲んだ、龍点も飲んだ、森伊蔵も飲んだ。でもあのとき感じた強烈なインパクトを与えてくれる焼酎はこいつだけ。普通の値段で買えなくなったいま、うちの兼八はいったいいつまで私たちを楽しませてくれるのだろう。
