十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

わがままワイン。

chikuwansai2006-10-11

昨日今日ととーちゃんは出張で家を空けていた。いやっほ〜!たまにサイゾーと2人(?)っきりというのもなかなか悪くない。とーちゃんがいないと晩ご飯いらないでしょー?朝ご飯いらないでしょー?でもよく考えると、ふだんでもご飯ちゃんと作ってへんやん私。ってことは、いてもいなくてもやってることはあまり変わらないってことか。
今日の夕方、大阪に着いたとーちゃんは、会社に戻ってもおかしくない時間であるにも関わらず家へと直帰。帰宅後から「家に帰ったよ〜」「今日の晩ご飯何〜?」「何時に帰ってくんの〜?」としつこくメールを送ってくる。ワシ忙しいっちゅーねん、かもてられへん。仕事が一段落してサイゾーを散歩に連れている間に電話をして、「何時になるかわからんし、近所のお店で食べてくれていいよ」と伝える。案の定、じゃあ近所のビストロ(フレンチ)に行って来るわ〜後でお金持ってきてな〜今日サッカーみたいしぃ〜とほざきよる。「あんな、浪速恋しぐれみたいなことしたないねん。なんでワシがあんたのツケ払いに回らないかんねん」といいつつ、結局9時前にサイゾーを連れてとーちゃんの待つビストロに着いた。
サイゾーがいるので外の席に座り、ひとまずワインをいただく。「お腹ぺこぺこですねん」とマスターに伝えると「じゃあ何か作りますわ」と答えてくれる。だいぶ冷たくなった風にあたりながらとーちゃんの出張話を聞いていると、ででんと出てきたのがこの特製メニュー。「お腹空いてはるからジャガイモのグラタンにベーコンエッグのっけときました」ってかなりボリューミー。サイゾーが「卵の白身くれやー、ベーコンでもええでー」という目で見つめるなか、ぺろりといただいた。
「そやけどいいお葬式やったね」ととーちゃん。「ほんまやなあ、葬式やけどなんや楽しかったな」とまんぷく満足の私。「やっぱり納骨はゴールデンウィークにみんなで高知でやるみたいやで。お父さん言うてはったわ」。そーなんや、へー。ってことはみんなで高知で宴会や。今度はもっとすごいことになるで。