十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

愛しき「ちんまい」

きつねが好き。

今日はまたまた仕事にそこそこかかってしまい、帰りにとーちゃんといつものおでん屋さんで待ち合わせ。泡盛水割り氷ありにおでんをつまみながらどよどよと会話しているなか、とーちゃんが切り出す。
「そーいえばあんたー、トイレの便座にスイッチ入れてたやろぉ。まだ早いっちゅーねん。10月やで10月。せやから今朝、ちゃあんと切っといたからね〜」。
「あー!!そういえば今朝トイレ入ったときに<スイッチ入れてたのに何や冷たいな>と思ててん。あんたかいなー、もう!」
そう、とーちゃんはおもろいくらいにちんまい。そのちんまさが並大抵じゃないので一周まわって笑える。つい先日も。。。。
「とーちゃんの会社のカギ、家のと同じやなあ。どうやって区別してるの?」
「そやろー?とーちゃんはちゃあんと区別できるようにな、ほら、会社のカギにマジックで線書いてあるねん」
ちんまい。そのマジックの線ももうすり切れてよく見ないと区別できないほどになっている。そんなとーちゃんのちんますぎる部分に愛しささえ感じる。2人でワインを飲んでいるときも。。。。
「もー、ちょっとしか残ってないねんから、とーちゃんが最後に入れるから、待ちぃって。ほらちゃんと半分ずつにするから」
そう言いながらグラスにワインを注ぐも、あきらかにとーちゃんの方がちょびっと多い。万一、ほんとうに半々に注いだときは「ほらーちゃんと同じだけにしてるやろー」と必要以上に主張する。おそるべきちんまさ。
そんなくだらないやりとりをしながらいつも私たちは飲んでいます。なあとーちゃん、ちんまくてもいいからさ、たまには大人の会話しような。