さて、またまた金曜日。8時に帰宅していつものようにかんぱ〜い!となる。その風景は…
一見豪華に見えるでしょ?くふぅ〜、実はほとんどセブンイレブンで買ってきたおかず。作ったのはほうれん草のおひたしだけ〜。へへへ。セブンイレブンは素晴らしい、セブンイレブンには夢がある。ま、ちょっと暑いしだるいしで思いっきり手を抜いた晩ご飯やったわけです。たまにはええやん?
と、セブンイレブンのディナーを味わいながら、今日あった出来事をぺちゃくちゃとしゃべっていた。2人とも仕事をしているので、話のネタには事欠かない。どんな話にも食いついてくる親父に、「ちょっとワシの話を先に聞け!」と制しながらおしゃべりしていたら、とーちゃんが最近あったショックな話をはじめた。
うちのマンションの前に中学校があり、会社に向かうとーちゃんはきちんとスーツを着こなし、中学校前の交差点で信号待ちをしていた。青になって歩きだし、女子中学生のグループとすれ違う。そのうちの一人が(多分)とーちゃんを見て「・・・・・・・・」と何かを友人たちにささやいた。すると他の女子中学生たちが何気な雰囲気を装いとーちゃんを確認。したら一人がつぶやいた。「な〜んや、おじいちゃんやん」
「ボクの人生で初めてやわ、おじいちゃんよばわりされたん。もうショックでな〜」と親父落胆。ま、ピチピチのウブな女子中学生にとったら、白髪まじりの親父はみんなおじいちゃんなのだろう。しかし、この話の肝心なのはここから。最初にとーちゃんを見た女子中学生がささやいた「・・・・・・・・」は何だったのか?
と→「決まってるやん、“あの人かっこい〜♪”しかないやん」
か→「ハっハッハ(あほちゃう〜な顔)中学生がとーちゃん見てかっこいいって言う訳ないやん。どこまでポジティブかっ!」
と→「そしたら何よ?その前後で考えたらそれしかないやんか〜」
か→「せやなあ・・・・、あ、わかった。“すごい!サルがおる!!”やったんちゃう?
と→「・・・・」
か→「そうやわ、それしかないわ。あんまりにもサルみたいやからびっくりしてん。ほんで友だちが見にくる。ほんで【サルじゃないよ、おじいちゃんやよ】って言う意味で言うたんやわ。間違いないっ!」
と→「あのな、ちゃんとスーツ着てたの。サルと間違うわけないやろ」
か→「しかしそれしか考えられん」
と→「あの人素敵♪かっこいい♪に決まってるやろ〜」
と、えんえんこの「・・・・・・・・」について語り合った。とーちゃんはおじいちゃんよばわりのショックと同じだけ、女子中学生にかっこいいと言われたと思い込んでる。(な、ワケないのに)・・・親父を翻弄する女子中学生、罪やのぅ〜。