十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

年齢相応に過ごさなければ。

今週は取材ウィークで、木曜日以外毎日外出。もうね、年やん?気の張る仕事が続くと予想以上に疲れるの。会社を出たらどぉ〜っと一気に疲れが押し寄せてくる。なので今夜は帰るなり何もせず…


とーちゃんが頼んでくれていた出前のお寿司と缶チューハイで晩ご飯。あ〜あ、明日も取材や。がんばろう〜っと。ふ〜っと一息ついて、テレビを見ながらお寿司をパクついていたら、すすっと悪いヤツが忍び寄る。




お気に入りのドーナツを持ってきて、とーちゃんを誘惑する犬。あまりにとーちゃんが反応しないので、辛抱たまらずくわえて追い打ち。「なあなあ、ワシこんなに魅力的なおもちゃ持ってるねんで。欲しいやろ?」てな心境のはず。「いりませんからぁ〜」ととーちゃんが無反応を貫くと…




「なぜ、いらない?」とかなり不服な様子。さらにドーナツをとーちゃんに近づけてぶ〜ぶ〜と文句を言い始めるサイゾー。あまりにしつこいので、「サイよ、もうなアンタも遅くまで会社におって疲れてるねんから、早く寝なさい」とおかん(私)がピシッと言うと機嫌を損ねて…




 べ〜っ

んまっ!!何ちゅう顔するかね、この子は。かーちゃんはそんな子に育てた覚えないよっ!!とーちゃんは遊べへんねんから、さっさと寝なさいさっさと。明日も仕事やでっ!めっちゃしんどいでっ!!あんたも若くないねんからこたえるでっ!!!(←余計なお世話?)




したらものすごいイヤそうにしぶしぶ落ち着いた。ほらな、ええ加減しんどいやろ??年取るっちゅーことはそういうこっちゃ。かーちゃんみたいに明日に備えて何もせんのが一番っ。なのでとーちゃん、泡盛のロックを入れてくださるかしら?