十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

女は耳で恋をする。

先日、仕事で初対面の男性3人に取材をした。男性3名といっても皆さん普通のサラリーマン。取材を進めているうちに、そのうちの1人の男性に私は恋をした。というか、「この人、私のタイプや」と自分の中で認識したのだ。しばらくたって撮影タイムになって、その様子を見ながら「なぜ私はこの人をタイプだと思ったのだろうか」と改めて考えてみた。




見た目はいたって普通。特別おしゃれな感じもなく、特別男前なこともない。なのにこの人が「いい!」と思った理由は。。。。そう、この人のが好きなのだ。さらにはしゃべり方も好みだった。以前からうすうす気づいていたのだが、きっと私は声フェチ。それも必ずしも美声というわけでなく、私の好きな「声」がある。そういえば、30歳前あたりから好きになった人は「声」が後押ししていたのかもしれない。





そうそう、リリーさんもそう。顔ももちろん好みではあるが、声を聞いてドキュ〜ン!ときた。そういえば夢によく出てくるキムタクも、顔というより声が好き。特に「ギャッツビー ムービングラバー」の声がいい。あ、そっか、桑田さんも顔はもちろん声も好きなんよね〜。ふんふん、そう考えれば、「声」は私の気持ちを後押しする。何となくいいなあと思っていた気持ちを「好き」に変える力をもっている。






そんな話を会社でしていたら、後輩デザイナー女子が「あ〜聞いたことありますよ。女は“耳”で恋をする。男は“目”で恋をする。っていうらしいですよ」と言う。ほほ〜、上手いこと言うやん。やっぱり男性の声は、女子の気持ちを惑わすのね。そして男子は女性に対して目で恋に落ちるのね♪





・・・・・・・えーっと、もう一回整理しよか。私はとーちゃんの「声」で惑わされ、とーちゃんは私の「顔」で恋に落ちたと。・・・・・・え〜っと、うちに限ってそれはないかも。ま、本音なところで言うと、とーちゃんの声は私が好きな領域だったかもしれん。仕事声で接するとーちゃんに騙されたのかもしれん。ヤングな女子の皆さん、声だけで好きになるのは気をつけましょう。えらい目に遭うからね。声には表と裏があるからね。恋はくれぐれも慎重に。




【本日のウワサのみりん】

後輩Mくんが晩酌に飲んでいる「おいしい」とウワサのみりんをいただいた。「とーちゃんのお誕生日プレゼントに」とわざわざ会社に持ってきてくれたの。ありがと〜Mくん。確かにおいしそうなみりんです。でもなゴメン、悪いけど、料理に使わせてもらうわ。