十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

牛肉と牛のフランスワイン。

昨日の土曜日は会社に出る予定やったものの、あまりの歯の痛みで思考能力ゼロ状態。歯医者さんがくれた痛み止めが切れてしまって、もうどないもこないもでけへんがな。先生よ、休日分もちゃんと余分に出しといてよ〜。なのでほっぺに冷えピタシート(気休め)を張り、抗生物質ナロンエース2錠を飲んでやり過ごし、近所の薬局でポンタノールという痛み止めを処方してもらった。だいぶこれで落ち着きましたけどね、ほっぺの冷えピタは今も続けてます。
さて痛みもおさまってきた昨夜、ちょっと奮発して牛肉の固まりを買ってきてとーちゃんに焼いてもらいました。


 
とーちゃんが肉の下ごしらえをしている間に、私はサラダとナスビのチーズ焼きをスタンバイ。とーちゃんは「肉を焼くっていうのはな〜、もう難しいんよ〜」とぶつくさいいながら塩を丹念にすり込み、しばらく寝かせて魚焼きグリルにイン。(うちはオーブンがないので)




片面15分、計30分ほど火を通して出してみると、しっかり火が通っているよう。「あ、火通し過ぎたわ」とレア好きなとーちゃんがやや後悔。「いいやんいいやん、おいしそうやん」となぐさめて、ささ食卓へ。




うっすらピンクに染まった牛肉をいただきつつ、缶チューハイからワインへ。「あんた〜入院のパジャマはユニクロでええで〜」「○○ちゃんが結婚式するときはボクが司会するわ〜」といつものようにとりとめの無い話題が続き…




「あ、このワインはな〜、こう見えてフランスのなんよ」「へ〜、スペインぽいねえ、そのラベル」「そうそう、フランス言うても南の方のスペイン寄りの所で作られてるねん」とワインうんちく祭りへ。「これで1,000円台やったら安いわ〜」と自分の功績をたたえる親父。「は〜、もうすぐうちのワインも150本やからなあ。もう押し入れにも入れへんわ〜。どうしよう」って、全然お悩みな感じやありませんし、150本って。それちょっと売ってさ、私の手術費用と入院費捻出していただけませんこと?それならそれで、個室を「松」にランクアップさせますから。