十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

春の手前のピリオド。

雨が続くうっとおしいお天気ねえ、毎日。みなさんの地域はどうですか?大阪は昨日も今日もずっと雨。せやし花粉もピークにきてますねえ。でも、こうして少しずつ春が近づいているのでしょう。待ち遠しいねえ、春が。

さて先日、最後の診察と検査結果を聞きに病院に行ってきました。腫瘍は良性で自然にできてしまうもので、特に心配はないらしい。先生は私が差し上げたボールペンを気に入ってくださったらしく、「これすごい書きやすいですぅ」と開口一番に言われた。先生、あなたにはそのピンクのカラーがとてもお似合い。私にはまぶしいよ、あなたが。あ、そうそう、先生はとーちゃんのことを知ってはりました。「あの方がご主人なんですね〜。おもしろい方ですよね〜」とビックリな様子。今度ビストロさんで一緒に飲みましょう〜と約束してひとまずのさよならをしました。

さて、病院を出て私が向かった先は、病院のはずれにあるグリルレストラン。といっても洋食だけでなくうどんもラーメンも何でも揃っているのがすごい。入院当日、とーちゃんと手術までの空き時間にここに来た。私は昼食を食べたらダメと言われていたので、とーちゃんがハンバーグ定食をオーダーしたら、その内容にびっくり。


ハンバーグ立ってるで。そのくらいものすごいボリューム。このとき腹ぺこだったとーちゃんは大喜びで食らいついたのだが、結局食べきれなかった。このお店はそれからとーちゃんのいきつけになり、私たちの思い出の場になっていた。なので最後に私がここでランチを食べて、この思い出に終結しようと思ったの。メニューありすぎて選ばれへん。で、テンパってしまい…



なぜかエビフライカレー。なんか間違ったような気がするくらいのボリューム。それでも完食してしまいましたで、えへ♪でもこのカレーで、私の入院生活にピリオドを打ちました。ありがとう!病院っ!!さよなら〜(←なんか違う?)




【本日のおまけ:集中しない親父にイラっ】
もう早くぅ〜、さっさと読んでしまってよ〜とここのところずっととーちゃんに言っている。それは先日私が号泣した宮部みゆきの「孤宿の人」。一時も早く語り合いたいのよ私。なのにとーちゃんはようやく下巻に入ったばかりで全然進んでいない。「今回はな、ゆっくり丁寧に読みたいねん」と言う親父の気持ちはわかるが、う〜、待ちきれねえ。


今もこう。本を読む気にはなっているが、テレビにちらちら気を取られて全然進んでやしねえ。だいたいテレビをつけながらこの本を読もうっちゅうその根性が間違っている!!こら親父、本に集中しなさいっ!!今晩語り合うでっ!!!