十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

へそ曲がりで純情な親父。

あづ〜〜〜〜。朝日がかんかんに照りつける土曜の朝(6:45)です。はえ〜。
ヘヴィな一週間が過ぎて、この土日は(基本)会社を休むことにしました。いえいっ!休むというか、休んだる、いや休んでしまえの方が正確でしょうか。山ほど仕事はありますが、「もうええか〜、来週がんばったら何とかなるか〜」の逃げです。はっきり言って。なので来週はまたどヘヴィな一週間になることでしょう(涙)。
そんな忙しい毎日の中、心優しい私はとーちゃんにある買い物をしました。会社の昼休みに街をぶらぶらしていたら、たまたまバーゲンをしてたのでふらりと立ち寄り、気前よくお買い上げっ。それがこちら





アディダスのTシャツです。しめて4,300円ほど。もうあのピンクのポロシャツを早く返して欲しくてさ、こういうスポーツシャツやったら汗かいてもさらさらしてるし、加齢臭のただようおっさんにもええかな〜と思って買ってあげたの。ところが、ところがよ!深夜に帰って置いておいて、翌日メールで「どうよ、あのTシャツ見た?」と聞いたら、「デザインも色も素材も好きじゃない」ときた。はぁ?なんだこの親父。ダックス傘の仕返しかっ?カチンときたので「あ〜そうですか〜」とだけメールで返して、いとこの子どもにでもあげようっと、思っていたわけです。そして昨晩、





「もう〜〜、何でこんな色にするんよ〜〜」と言いながら試しに着用。かわいいキレイな色やん。だいたいこんなシャツ、おっさんが黒とか白とか着たってただのもっさい姿にしかならんやん。わかっとらんな。いいよいいよ、ムリして着てくれんでも、いとこの子どもにあげるから、はいはい脱いでというと「明日のお祭りに着ていこうかな〜」やって。「別に着てやってもええけどな〜〜」やって。まったく、素直にありがとうと言えんのか、ええ年こいて。






さてそんなこんなでいつものようにダンスをして(もうこの姿も当たり前になりすぎて、このネタに振る気もないんやけど、他の写真も無いことやし、まあハッスル具合だけでも見ておいてもらったら)更けてゆく金曜日の夜。「実はボクもいろいろヘヴィな一週間やったんよ」とぽつりと話す親父。そうなん?仕事でか?と聞くと、「うん。なんやかんやあってな、いろいろ大変やったんよ。でもな、そんな中でも頑張れたんはな…」何やろ。サイゾーのおかげ?<犬がおると、自然に癒されてええな>とか、まさか私のおかげ?<かーちゃんも頑張ってるから、ボクも頑張ろうと思ってな>とか、そんな展開なの?と数秒の間に思いをめぐらしていると………


カフカのおかげで頑張れてん、ボク」ときたっ。これにはマジでずっこけた。さらに大笑い。カフカとは村上春樹の小説「海辺のカフカ」です、念のため。この人本当に、カフカの世界に入り込んでしまったんや。ここまでになるとはさすがの私も想像してなかった。まあそれで乗り越えられたのなら結果オーライ、よかったですわ。ふふ〜ん、ヘンな親父。





【本日のおまけ:いよいよ決行!】


今日土曜日は、昨年同様親戚の家にみんなが集まり、どんちゃんやります。お祭りがあってね、いよいよ本気の夏ですなあ〜〜。それでこのたび、私ようやく決心いたしまして、「アレ」を決行することにしました。夏だしね、やっちゃうよ。さてさてその結果は、明日にお知らせしま〜す。ドキドキするわ。