十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

LUDIを考察するうざい女。

昨日はとーちゃんが散髪に行き、私もサイゾーをホテルに預けて後から外出。そうで〜す、ツイッターに書いていたようにイタリアンで待ち合わせ。とーちゃんから「これ必ず持っていってな」と頼まれていたワインを持って、とーちゃんが来るまでひとり、本を読んでおりました。






すっきり頭になったとーちゃんがやってきて、最初はスプマンテで乾杯!う〜ん、夏の昼間にはこういうのがいいねっ♪







これがとーちゃんに指示されて持ってきた赤ワイン。「LUDI」という名のイタリアワインです。「このLUDIって“遊び”っていう意味でな、作り手さんがそれこそ遊び感覚で作りはったんよ」へえ〜、そうなのとラベルをよく見ると、4人くらいの人らしきものが踊っている。「そうそうマルケ州の踊りみたいやけどなあ」・・・・ととーちゃんの言葉を聞いてピピピと私の頭の中で何かが動いた。








「何かさあ、いろんなことがつながってる気がする」と私が言うと、はあ?となるとーちゃん。「いや今さっきまで、私ダンス・ダンス・ダンス読んでてんな。羊男から【踊らなきゃいけない】って言われて、いるかホテルから東京に戻ってイタリアンに入ったとこやってん。なんかさ〜、いろんなことがつながってる気がするんよねえ。いまのこれは…ワインもイタリアンに来ていることもすべて必然」と私が言うと顔をしかめて聞いている。「なあ、ワタシうざい?」と聞くと「うざい」と即答された。えへっ、そうだよね〜。







さてお腹いっぱいになって店を出て、高知行きのお土産を買い、外に出たら結構な雨。時間はまだ3時過ぎ。「ちょっと行こか」となって入ったのが日航ホテルのラウンジです。なんと静かで落ち着く大人の空間。ふう、オアシスや。







ジントニックを頼んでね、しっとりと飲んでおったわけです。とりとめのない話しながらね。スリットの入った長いスカートをはいたラウンジガールのお姉さん、ポマードがびちっと決まったウェイターさんが静かに動いています。心地よく酔いしれていたら…







ガチャーン!!と静寂を突き破る破壊音。はい、ワタシ、グラスを持つ手を滑らせてテーブルの上に割ってしまいました〜。おまけに小指を切っちゃっいました。店のお兄さんお姉さんが瞬間でやってきて「大丈夫ですか」「おケガはございませんか」と手厚くケアしてくださり、・・すみません・・と小さくなっていく私。その前でクククっと笑いをこらえるとーちゃん。「あんた、ホンマにええとこ連れていかれへんな」と言われた。はい、おっしゃる通りでございます。でもさ、きっとこうしてケガをするのも必然の出来事だと思うのよ、ワタシ。(え?うざい?)