十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

トンポーロウ風って、これ。

昨日、会社の帰りにサイゾーを病院に連れて行ってきました。いや、簡単な検診とフィラリアの薬とノミ予防の薬をもらうだけだったんですが、一通り先生に診てもらい、体温をお尻から計ってもらっていたら先生が思わぬことを聞いてきた。「サイゾーくんは普段から怒らないんですか?」・・・・・「オコル?え〜っと、怒るってことですか?」「はい」・・・・・「そらもうしょっちゅう怒ってますよ。人が来たらワンワン、おやつが欲しいとワンワン」「はあ」「ここでこんなにおとなしいのはネコかぶってるだけです!」と言うときました。どんだけアンタ、外面ええねん。









「体重はちょと減ってたけど、毛をカットしてる分くらいやし、もうちょっと減らした方がいいって言われたわ。他はどこも悪くないみたい」ととーちゃんに報告しながらの晩ご飯。とーちゃんは私たちが帰るまでに、あのトンポーロウ風の仕上げにかかってくれていたのですが「ちょっと味が濃すぎたかもしれん」とちょっとしょんぼり気味。まあまあとりあえず食べてみようよとなりまして…









はい、こちらがスペアリブのトンポーロウ風。もっと角煮みたいにねっとりとしているのかと想像していたのですが、意外としゃばしゃば風。食べてみるとそんなに辛くないし、もちろん柔らかいし、ショウガが効いてサッパリな感じ。「とーちゃん、おいしいよ」と言うと、「ほんまやな、旨いな。ショウガしか入れてないのにハッカクが入ってるような深みがあるな」とあっという間にゴキゲンになってました。単純。










「トンポーロウっていうのはな、豚の皮をそのままに強火の遠火で焼いてから…」とトンポーロウの解説がはじまりましたが、そこは割愛。まあ、とーちゃんのイメージ通りの仕上がりではなかったそうですが、これはこれでおいしいしアリでしょう。「やっぱり三枚肉系は凧糸で縛らなアカンな」と心にメモしてました。はい、わかりましたよ。今度スーパーで凧糸買ってきます。おいしいものにありつけるためやったら、そのくらいさせてもらいまっさ。