昨日の晩ご飯のときのことです。「せやせやかーちゃん、ボクまたええ宿見つけたんよ」とうれしそうにとーちゃんが言う。とーちゃんはこの春の家族旅行の「幹事」を勝手に名乗っていて、仕事の合間にこそっと「ええ宿」を探しているらしい。まあその努力は買いましょう。「で？どんなとこ？」と聞くと、「一棟貸しで部屋が9つくらいあってな、広々としてええ感じなんよ。“あ、お父さんとお母さんはこの部屋で”とか言うて部屋割りしてさ、のんびりできるんちゃうかな〜と思って」とうれしそう。ほほ〜。
「でもそんな宿って高いんちゃうん？」と言うと「うん、50万」とのたまう。「たっか〜！そんなんムリに決まってるやん！」と返すと、「だから〜、この宿の話は、とーちゃんが宝くじ当たってるっていう伝やがな」・・・・そんな伝、いらんし。乗り出して聞いた私がバカでした。でも念のためと思い、ちなみに聞いてみた。「その宿ってさ、どこにあるん？」「えーっとね、三重」・・・・三重？
「あのさあとーちゃん、伝なら伝で、ハワイとか沖縄とかあるやん？なんでそこだけ現実的に三重なワケ？」と言うと、「ちゃうやん、ハワイやったらお父さんかてしんどいやろうし、沖縄で2泊3日も大変やろ〜？」とさらに見解も現実的。何だよいったい。ネタが中途半端過ぎるやないかい。
キリが無いので「伝の話はもうええから、みんなで行けそうな現実的な宿を真面目に探せぃ！」と自称幹事に指示しておきました。とーちゃんが宝くじを当てるのを待ってられませんからね。あ、ちなみにこの自称幹事、なぜ今回名乗り出たのかと言うと、去年の鳥取旅行（例の魔の壁体験！）で懲りたのが原因で、「今度はボクがプランを決める」と言い出したワケです。うちの家族は宿に対する要望が多いからね、出来るかな〜、幹事ぃ。
