十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

おでんとケーキ。

昨日は冷蔵庫にあまり食材が無かったので、近所のおでん屋さんで晩ご飯。ええもちろん、いつものことながら普通にこの方も一緒です。








 ナニ?
おっさんの風格さえ感じるこの余裕。ホンマに犬か?と疑いますねえ。「早よ何かくれや」とうるさいので…










こうやっておでんの白身だけを小さく切って、









旨いがな。
本当に「パクっ」と音を立ててパクついていました。この後ドア越しのカウンター席におねえちゃん2人が来て、「いや、ワンちゃん、かわいい〜〜♡」と言うてくれてはりましたけど、ほんまただのおっさんですねんで。騙されたらイカン。










あれれ、またまたスイーツです。おでん屋さんを出て酔っぱらい2人とまあまあ満腹犬がふらふらと歩いていたら、新しいスイーツショップを発見。「ふーん」と思いながら通り過ぎようとしたらなんと親父が立ち止まり「ケーキ買おうやぁ」とねだる。「へ?食べるの?ちゃんと食べる?」と聞くと、「うん、食べるからぁ」と言うのでショートケーキとチーズケーキを買ってみました。とても雰囲気のいいお店で、スタッフのお姉ちゃんに「最近、できたの?」と聞いてみると「はい、2月にオープンしました」という。「そうなんや。この辺、スイーツ激戦区やのに。がんばってね」と一言いらんことの混じった返事を返してしまった。もうこのあたりが完璧なおばはんやね。気ぃつけよ。












とーちゃんはイチゴのショートケーキ、私は濃厚チーズケーキの配当になり、ちょっと高級らしい赤ワインをオープン。しかし、「あかん、ショートケーキに赤が合うわけないわ」と言いながら、ケーキをぱくぱく。「おいしいヨ、ここのケーキいいヨ♪」とあっという間に食べてしまい、










 ええなあ〜。。。
「なあなあかーちゃんのケーキもちょうだいやぁ」となって、ほとんど食べちまいました。そして犬はその様子をひたすらガン見し、とーちゃんの口元からもれる甘い香りにペロペロして「食べてる気」になってました。アンタ、そこまでやで。











そして親父はなぜか、またまた踊り出しました。もう飽きてきたので相手にもしません。ほんま、やりたい放題やな、おっさん。