高知の旅、犬編です。片道最低5時間はかかる高知への移動ですが、その間サイゾーはゲージに入って静かにしています。これ、ホントに助かる。最初の頃はゲージでキャンキャン言うてたのですが、あるときからごっつ静かに過ごせるようになり、SAで休憩するときだけ出して散歩させるようになりました。多分ね、わかってるんですよ、高知に行くってことが。だから「黙って待ってたら連れていってくれる」てなもんなのでしょうね。帰りは疲れてグースカですしね。ほんとお利口さんです、そこだけは。
親戚のおばさん家は海の前のため、クンクン匂いを嗅ぎたいサイゾーはいつでも浜に行きたがります。で、こんな感じでテッテケテーと浜へ。
浜に出ても駆けまわることなど一切なく、端っこをクンクンするのみ。地味や、地味すぎる。もう毎年のことなんでいいんですけどね、見えるのは白いケツかと。
ひとしきり浜の香りを楽しんだ後は、「もう帰るで」と言わんばかりに勝手に戻っていく白いケツ。なんやそれ。この浜行きを一日3〜4回ほど繰り返したでしょうか。朝の5時台にも起こされましたね。まあクルマでお利口さんにしてくれる分、付き合ってやらなと思うわけですが。
川に行くのは好きなようですが、ご存知の通りカナヅチ犬なので水にはまったく近寄りません。濡れるのが基本的に嫌いなんでしょう。なので、
雨がざざ降りになったときは、ターフの中央にあるカバンの上に自ら乗り上げ、寝てました。は〜〜〜？「やれやれ、川に入れられんでホッとしてたら雨かいな。濡れたないし」てな感じですかね。ある意味わかりやすく徹底してますよね。犬、ですけどね。
2回目の川の日は暑かったのか、クーラーバッグの上に乗り上げて涼んでました。自分で勝手に移動するんです。で、カバンとかに乗り上げてちょうどいいようにポジションキープしよるんですわ。犬、ですけどね。
これは浜での一コマで、近所のワンコのクーちゃん（女子）とこうして友好的にしていました。「あら、今年も来たのね坊や」てなご挨拶ですね。しかしこの犬の習性であるケツの嗅ぎ合いで、どんなことがわかるんだろう？どんな情報がここにあるんやろう？サイゾー、教えて！！
そんな風に大した活動をしていない犬ですが、寝るのはいっちょまえです。この写真は先にとーちゃんが寝に行ってて後から私が入ったときの瞬間。ふすまを開けたら私の布団で大の字でした。いや、正確には「大」がちょっと斜めになってますけどねw あんた、何様さ？？
こちらは朝方、サイゾーに浜に連れてけと言われ、戻ってきてからとーちゃんの足元でこんな風に寝てました。「あーあ、スッとした」てな感じでしょうか。図太いにもほどがありますよね。犬、ですよ？
帰る日の朝、私が荷物の片付けをしていたらテケテケと寄ってきて「浜、行かんか」と言う。腹立つことに帰る日になって天気がカンカン照りになっていたので、「浜はもう暑いから行かれんよ、サイゾー。もう大阪に帰るんやで」と声をかけた瞬間、クルッと振り向いてこの体勢。完全に拗ねてます。わかるけどさ、かーちゃんも帰りたないけどさ、しゃあないやんかいさ。
で、帰ったら帰ったでこれ。長旅に疲れたのもあるんでしょうが、たくさん遊んで楽しかったんでしょうね。え？どこが遊んでるねんて？匂い嗅いで寝てるだけやんかって？うーん、確かにそうやなあ。しかしまあサイゾーも10歳ですから、楽しみ方もいぶし銀になっとるわけですね。これはこれでめいいっぱい喜んでるということで、良かったね、サイゾー♪
