十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

速報!酔っぱらい中継。

ただいま金曜日の23:09。次のネタにはサイゾーの豚まんの話しを書こうとあたためていたのですが、急きょ変更して今夜の出来事を熱いうちにまとめておきます。

今日は私が珍しく19:30過ぎに帰宅でき、ガチャリとカギを開けたら家の中はからっぽ〜。とーちゃんが飲みに行ってることは知っていましたが、直前の電話で「うんわかった。19:30頃には帰れるんやな。ボクもそのくらいには帰るわ〜」と言うてたのにこの有様。まあいつものことっちゃいつものこと。ひとまず電話して「え?晩ご飯いるん?いるん?あっそ。ほんだらサンマ焼くで。食べるねんな!」と穏やかな会話をして、簡単に晩ご飯の支度をしました。しばらくして帰ってきた親父はそんなにヨッパな感じもなく、サンマをつつきながらSMAPや嵐が出ているMステを何気に見ながら(普段なら絶対見ぃひんのに、ちょっと引け目があったのか何も言わない)、「ボクは決して東方神起が好きなわけじゃないけど、やっぱり彼らの方が迫力があって上手いなあ。それは認めるわ」などと話し、「ジュバン、やるんやったらボクは本気やで」まで言い出しました。今から考えたら、このときすでに相当酔うてたんですね。私も愚かです。そのことに気づいていませんでした。
















ふと気がつけば、この状態で右手でエアピアノをしながら寝ていました。(はよ寝たらええのに)という本音はぐっとこらえて、「とーちゃん、眠たいんやったらちゃんとお布団で寝えや」と優しい言葉をかけながら、そのときが来るのを静かに待っていました。この土日はきちっと休めることになった私にとって、このフライディ☆ナイトは大事な時間。不毛な会話で終えたくないのです。(しめしめ、もう寝るな♡)と思っていたら、BGMのシャッフルから東方神起のパープルラインが流れはじめ、そして、

















むくっと起きていきなり踊りだしたとーちゃんは、もういつものとーちゃんでなく立派なトノでした。「ジュバン、やるんやったらこのくらいはみんなに踊ってもらわんと困るんよ!」と言いながら、ピシっピシっと勝手な振り付けで踊りだすトノ。「大事なんは指先までしっかりと張り詰めることっ」と言いながらトノは自分の踊りを確かめるように踊り続けます。もちろん、トノは東方神起のパープルラインの振付を見たことはなく、「ボクがイメージする踊りなんやけどね」と言いながら一曲まるごと踊りつくしました。「ふう」と席に戻ったトノは「泡盛おかわり入れてーな」といつものおっさんに戻り、
















一口つけた泡盛を置いて「とーちゃん、寝る」と席を立ち、おっとっととよろけてこの状態。なんだそりゃ、とーちゃんよ。「もー、とーちゃん眠いんよね。でも転んでしまったんよね」と言いつつサイゾーを抱き寄せてましたが、嫌がられてました。ほんま、酔っぱらいってこれやからイヤやわ。やりたい放題なんもどうよ。おいしい楽しいお酒はええけど、気をつけないとですね。ほんま黄色いおっさん、ええかげんにしときや〜!