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十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

イクラの謎を解きに。

上本町近鉄の地下、フードコートの寿司屋というのに魚屋さんが母体なだけあってなかなかいいネタが揃うお店で、私たちはしばらくイクラのことも忘れて寿司を頬ばっておりました。「オコゼあるやん!」「カワハギ肝付き。クーっ」などと言いながら2人して次々と寿司をいただき、腹も気持ちも満たされてから「そろそろ」な雰囲気に。そういえばと壁にかかっている価格別のネタリストを見ると、このお店でイクラは一貫300円台のチームに所属している。「なかなか良心的や」とうなずき、「ウニやトロとは違うんだよチミ」と罪のないイクラに毒づいてから意を決します。

 

左はおこぜ、右は肝付きのカワハギ。

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「大将、あのね、普段から気になってることがあるんですけどね、イクラって何であんなに高いんですか?」と、どストレートに聞いてみると、初老の無口そうな大将が「さあねえ」と首をかしげる。「産地別とかもないし、季節もよくわからんし、でもずーっと高いですよね。おかしくないですか?」と続けると、「確かにそうやねえ」と口数少ないながらも賛同の気配をみせる大将。「だからね、私思うんですよ。イクラ協会みたいなのがあって値段をつり上げてるって」と言ってみたら、寿司を器用に握りながらこちらを見て、「そうかもしれんね」とニヤリ顔。そうなんか?そうなんか!大将!!多くは語らんけど、なんかイクラ業界には裏がありそうやで☆

 

 

仲間に入れたったわ。イクラめ。

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確実な答えは得られなかったものの手応えを感じた私たち。この調査はあちこちの寿司屋で引き続き行っていこうと思います。みなさんもお寿司屋さんとのふれあいがあったら何気に聞いてみてね。イクラ協会の情報、お待ちしておりま〜す。

 

 

目ネギとヒラメの相性たるや。

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最後にこのイクラトークをとーちゃんとしていたときの話を少し。「あんたそない言うけどな、イクラの醤油漬けの工場で働いてたとしいや。“私らこんなに頑張ってるのにこの値段なんてありえへんわ”とか絶対ぶつくさ言うてるで」と言う。まあ確かにそうかもしれない。「工場長!時給上げてえな。消費税8%になってるんやで」くらいは言うてるでしょう。しかしもし私がイクラ工場にいたら、「これからはB to B企業でもWebサイトくらい作っとかなあかん。知名度上げていかなあかん。せめてfaceookからでもはじめましょうや、工場長」くらいの戦略を提案して、イクラを加工するだけでない働きを見せるわ。ととーちゃんに言うと、「いらんいらん、そんなんいいからイクラ作っとけ」と言われた。あらそう?時給以上の働きするでえ〜!