十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

鰻でワインとヘルメスさん。

 

おかげさまであれからサイゾーは随分元気になりまして、ワンワン吠えるいつもの性格の悪い犬に戻ってきました。むむー。この日曜日はサイゾーの体調も大丈夫ということでホテルに預け、私たちは京都に行ってました。京都のワインバーカヴァレッタさんが主催される「鰻でワイン」イベントに参加するためです。うひょひょー♪

 
 
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会場となるのは京都の老舗鰻屋さん。表では焼き上げた鰻を販売されていて、奥にある小さなお座敷でもいただける趣向です。8人ほどが座れる座敷に通され、小庭を眺められる京都らしいただずまいにしばし感動。小雨が降る天気にも溶け込んでいます。一言でいうと、まあええ感じなワケ。
 
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最初にいただいたのがこちら。鰻の昆布巻、肝、だし巻きですね。これを泡や白と合わせていただきます。ワインと相性がいいのはもちろん、ひとつひとつの味付けがとても優しいのよ。とーちゃんもウンウンとうなずきながら確認するかのように味わってました。
 
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お次はこれ、白焼きです。炭火で焼いてはるだけあって皮はパリパリ、身はしっとりと。よくあるのはわさび醤油ですが、こちらでは生姜醤油なのもびっくりやったな。そらもう旨い。一同感嘆。セコイ私は一切れを半分にしてチョビチョビいただいたがな。
 
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はい、お待たせしました。蒲焼です。丼です。ご飯を覆い尽くしてますで。タレが照り照りですぜ。これが出てくるまでちょっと時間が空いたんやけど、その間室内が薄白く煙に包まれまして「電車の中で鰻の匂い振りまいてまうわあ。ごめんなあ」とやいやい。なかなかないからね、服や髪にまで鰻の匂いさせること。なんて光栄なんでしょう。みんなテンションアゲアゲで、いくつか品種の異なる赤ワインと共にしっかりばっちりいただきました。あー、今すぐ食べたい。
 
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2時間ほどで鰻とワインが終了し、マスターの計らいで先日の「歌謡曲でワイン」イベントでお邪魔したヘルメスさんへ。ささっと水割りが出され、さあ何をリクエストしようかと考えていたらママさんから「秀樹の炎、かけよか?」と言われた。すごい、覚えてくれてはるんや。おそるべし記憶力!サービス業の鏡だね!でもねママさん、私は秀樹ファンでもなんでもないからね、そこんとこよろしくね。
 
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マスターから「ボトルに絵を描いて」と依頼を受けたため、画伯久しぶりにやりました。ハクション大魔王タッチの顔です。後ろには髪の毛もあるんですよ。おほほ。大きいママさんの笑顔ともマッチした一枚ですね。
という感じで昭和歌謡を満喫し、夕方までしっかり遊ばせてもらいました。カヴァレッタさん、お誘いいただきありがとうございました〜。またぜひぜひ♪