十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

目玉焼きと天津飯。

おはようございます。11月ですね。ということはもう年末ですね。(生き急ぎ)今日は日帰りの東京出張です。毎年この時期は忙しいけど今年もキタね。今週の月曜日は日帰りで愛知県の豊田と三重県四日市市でのダブル取材、今日は東京、土曜日は神戸で取材、来週木曜日は広島、金曜日は神奈川と幕張のダブル取材、その翌週の土日は岡山で泊まりの取材が決まっています。まだ増えるやろうしね。人気もんはツレェのう。ほほほ。ま、決まったことはやるしかない。体調管理をしっかりやって、乗り切りますぜ。

 

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さて大変ご無沙汰ブログになりましたが、こんな風に仕事ばっかりしてるのでそんな目新しいオモロネタはありません。強いて挙げるとすれば、とーちゃんが目玉焼きを上手に焼けるようになった、というトピックかしら。え?

 

ある日の朝、「今晩はハンバーグにするよ」と言うので「じゃあ目玉焼きかチーズ乗っけてよ」と頼んだら「チーズはありませーん」「じゃあ目玉焼き。半熟気味でね」「あんたなんてこと言うんよ。僕は目玉焼きできないの」というやり取りに。小学生やあるまいし、できませんじゃないやろが。「じゃあいいわ、でけへんままでおりいな」と言い捨てて会社に行きました。そしてその夜、出て来たのがこちら。

 

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なんとビューティホー。やればできるやん!ソースにしたかったのでこのくらいの柔らかさでもかまへん。「クックパッド先生に教えてもろたんか?」と言うと、「違いまーす。実力でーす」と口をどんがらがして言うまったく可愛くない親父。しかし内心、上手くできたことにかなりご満悦で「僕って天才やと思うねん」「あの時余熱に切り替えたのが正解やったな」とちょいちょい自画自賛を挟み込んでくるめんどくささ。まあいい、目玉焼きでこんなにご機嫌になれるんやったら文句もないわ。「これでもう苦手意識克服できたな」と言うと「ううん。実はたまたまやねん。だから二度とでけへんねん」やって。精進しなはれ。

 


話は変わって、先日仕事で河内長野に行ってきました。河内長野には私や友人たちの母校である高校があります。駅から20分ほどえっちらおっちら坂を上って通ってたその高校は、今ではすっかりカシコで有名ですがご想像通り私らの代はアホばかり。ピュアなアホとでも言いましょうか。男女仲良く、毎日転げるように笑ってた記憶ばかりです。

 

土曜日の半ドンは、ときたま贅沢して駅前の王将でランチするのが楽しみのひとつでした。友人ペッス(会長やで)はここの天津飯が大好物で、朝からあえて何も食べずにランチに備えてたくらいなのでどれだけ好きやったかわかっていただけるでしょう。私もたしかにここの天津飯は美味しかった記憶があるねんけど、最近店で食べる天津飯は、甘酢あんがかかってることが多くて「なんか違うねんな」と思ってたの。なので「河内長野の王将の天津飯はあのときしびれた美味しさを今もなお感じられるのか」という疑問を解消すべく、行ってみることにしたのです。

 

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あるある。あのときのままや。内装は変わってるやろうけど(だって奥さん、およそ35年前の話よ)ここの2階で文化祭の打ち上げしたっけ。可愛いもんや。せめてノンアルビールを頼みたいところでしたがさすがに取材前なので諦めていざ天津飯!おお、かなり大きい。これぞ王将サイズ。

 

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ひと口食べて驚いた。美味しい。苦手な甘酢あんじゃない。出汁をしっかり閉じ込めた上品な味。これこれ。この味。玉子も厚みがあって蟹が入ってて食べ応えしっかり。こりゃあお腹いっぱいでもつい食べてしまうな。やっぱり天津飯と言えばこれやわ。少なくとも35年間この味を継承し続けた王将あっぱれ。ありがとう。また食べに来る。ペッス連れてくる。

 

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駅前はすっかり様変わりしてたし、母校の生徒たちの制服はまったく違ってたけど、王将の天津飯は変わらんかったんやな。などと感傷的になりながらこの日はまったくお腹を減らすことなく仕事に励みました。ちなみに明日は会社の子の結婚式に出席します。こんなんしてるからジルサンダー着こなせる自信まったくないしー。着るの怖いしー。腹出てるしー。さてさてどないなりますやろか。