十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

小5の私の作文。

本日2回目の更新です。今日、部屋の片付けをしていたら私が小学五年生のときの作文がいくつか出てきました。遠足に行ったあと、読書感想文、二学期の終わりになどテーマはさまざま。原稿用紙1枚から2枚にまとめられた内容は、意外と真面目で意外と本音が綴られてあり、割合文章も上手い(と思う)。そして割りかし字も上手い。なんやったら今よりきっちり書けている。ニヤニヤしながら読みつつ「小5の私はこんなことを考えてたんやなあ」とまったくの他人を見るように新鮮な気持ちで読みました。それではその中のひとつを紹介します。タイトルは「妹」。どうぞ。

 

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ほんと可笑しい。妹に対しておそろしく客観的な視点。甘さのないところは生まれつきの私の性分か。「きたない好き」へのdisりも徹底的やないか。小1の結子に対して「意外としっかりしたところもある」とこの頃から評価してるあたりは大した洞察力ではないか。

「いろいろ違う生格のもち主の女が3人集まって一つの家ですんでいる。これから、だれが、どんな問題をおこすのかわからない」

38年前の私へ教えてあげよう。女3人はそれぞれにいろんなことを起こし、泣いて、笑って、ときには怒って、おもしろい時間を過ごすんやで。あんたが書いてるように今でもお互い相談に乗りながら仲良くしてるよ。あんたが思ってる以上にきたない好きの妹たちはそんなにきたない好きでもなくねえちゃんの頼りになってるで。ほんでひとつ言うておく。生格とちゃう。性格や。