十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

冬の札幌、状況編。

この週末の北海道は相当な雪と寒波で大変な状況やったようですが、私が行った2月23-24日は地元の人が「あったかいね」とおっしゃるようなお天気でした。え、ちょっと待って、最高気温マイナス1度やで。雪積もってるで。地元の人はそう受け止めるのね。わかた。とーちゃんの完璧ダウンに身を包み、中に極暖を仕込んでいる私にとっても、たしかに外を歩いてもさほどの寒さは感じませんでした。これはこのウェアの機能所以なのだろうか。わからない。

 

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取材を終えて外に出たら雪が降っていたのでホテルまでの移動はカシコのアーケード選択。ここなら雪もなく、スムーズに歩けます。ところがここから一歩出ると

 

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雪が積もってるところとアスファルトがむき出しになってるところが交互にやってくる路面状態。これじゃバッグに忍ばせてるアイゼンを使いにくい。だいたいこの程度でアイゼンはめてたら地元の人に笑われそうやん。仕方なく雪のところは上から足を下ろすように慎重に一歩ずつ踏みしめながら歩きました。たまに雪だけのつるつる路面が続くところがあってこれまた緊張。酔うてる場合やあらへん。おかげで太もも前が筋肉痛になったし。

 

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これは2日目の朝、場外市場というところにお土産を買いにいったときのものです。お天気やったけど結構道には雪が残ってて、地下鉄の駅をめざしてそろりそろり歩いてたら思いのほか遠くて心がポッキリ折れてタクりました。これ結果正解。千円くらいで行けたし、だいたい歩く方向間違えてたみたいやし。てへ。時間のロスを防げてセーフ!

 

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もしまた冬の札幌に行くことになったら、今回の仕様で行くかどうか考えてみた。復習大事。まずアイゼンは一回も使えへんかったけど持っていくなあ。どんなところに出くわすか予想つかないので、カバンに忍ばせておく安心は大きい。ただ旅慣れた人を気取りたいのでこっちでも履けるスノーブーツが欲しいな。ならアイゼンいらんね。次に極暖。これはほんとわからんかった。極の暖かこれ?暖の極みかこれ?これよりもっとぬくぬくインナーあるよね。でも札幌の室内はどこもあったかいので、あんまりあったか過ぎるとかえって気持ち悪くなるのでコントロールできることがとても重要です。タクシーの中もかなり暑かったしね。最後に親父のダウン。これはちょっとゴツすぎたかな。普段のマイダウンでもよかったかな。ただフードは絶対必要と思いました。雪が降ると結構濡れるのでスポっとかぶったり外したりできるのは結構大事。この状況を我ら身内ではBURAIといいます(理由は聞かないで)。なので冬の札幌に行かれる方はBURAIマストでお願いします。てなことで総括すると今度北海道に行くなら気持ちよくて荷物が少ない初夏にウニ三昧を決め込みたいです。夏にしよ夏!