想像していた通り、ナツの部屋は荒れていた。外の酷暑が嘘のようにこの部屋は冷え切っている。差し入れのビールを渡すと「ちょうど切らしてたんだ、助かる」と早速プルトップを開けてゴクリと喉を鳴らす。わたしは椅子に腰掛け、「で、ツユとは?」と聞くと…
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