十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

梅干し戦争、勃発。

土曜日の朝、このブログを今週録画していたFNS歌謡祭を流しながら書いてます。お、しょっぱなからスマップや。しかしあれやな、スマップ出てきたら何かほっとするよねえ。5人揃ってるのがうれしかったりするよねえ。もうこれはアイドルを見る目と違うなあ。遠い親戚の子を見てるみたいか。「あの子ら変わらず頑張ってるのね、よかった」みたいな安心感。え?すっかりおばはん?





さて話は変わって昨日の夜。泡盛を飲みながらいつものようにぐだぐだとしゃべっていたら、とーちゃんから物言いが。「そういえばあんた、何よあのブログ。梅干しの種を食べられて怒ってるボクがちんまいみたいに言うてたけど、だいたい梅干しの種を無断で食べるのがどれだけ罪なことかわかってる?」「はあ〜?」「誰もが最後の種のところを一番楽しみにしてるもんなんよ」「そうなん?」「当たり前やんか。そんなこともわかってないの?それをあんたは、一言の断りもなく勝手に食べたんや」おやおやえらいおかんむりやで。梅干しの種一つでここまで広がるか。おうおう、そんだけ言うなら、あの梅干し出してあげるわ。一人で食べ〜。種まで食べ〜。





あの大きな梅干しをとーちゃんのお皿にポンと置き、「どうぞ」と言うと「え?いいの?」と顔をほころばせる親父。「私はいいから、ぜ〜んぶとーちゃん食べよ」と言うと「そんなこと言わんと、かーちゃんも食べたらええやん」と太っ腹具合を見せる。「身はええんよ、身は」と言いながら、梅干しをつまんでうれしそうに食べている。しばらくしてふととーちゃんのお皿に目をやると…




なんじゃこりゃ〜!!身と種を小さく分けてるで〜!!!「何これ?」と聞くと「え?こうしたら食べやすいやろ?」やて。そんな食べ方見たことないわ。これは明らかに「種はボクのやけど、身は好きに食べていいからね」というとーちゃんの心の姿。どこまでちんまいというか、いやらしいというか…。




いつの間にか種をしゃぶり上げ、満足している親父。私の方にあるこのピロピロとした身は「もう気済んだから、食べてもいいよ」のアピールですかい?我が家に残るこの高級梅干しはあと一つ。種をゲットできるのは、私か!?それとも執念のとーちゃんか!? <この戦い、多分続く>