十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

鴨でいいかも〜!?

日曜日、キタの百貨店に出たとき、地下で鴨肉を買っていた。昨夜のご飯はこの鴨肉をすき焼きにしようと決め、たまたま冷蔵庫で眠っていた白菜、エリンギ、玉ねぎ、豆腐をスタンバイ。ささっ、鴨のすき焼きはじめましょ〜!!



我が家ではまず最初に砂糖と醤油だけをからめたくわ焼きにして一口目を楽しむことにしている。旨いんだよコレが。甘辛い味わいが鴨の風味と相まって乾いた舌に広がって行き「間違いない」とうなずく私たち。じっくり味わったら、さあさあ今回は「生つみれ」も買うてることやし、すき焼きに突入しましょう。




水とほんだしと酒、醤油、砂糖、蜂蜜、さらにはとーちゃんお得意の隠し味「ケチャップ」を少々入れてぐつぐつ煮るとホレ、こんな感じ。ええがな、ええ感じやがな。鴨も投入して火を適度に通し、はぐはぐいただくと「やっぱうめぇ〜!!」。あれやな、ちょっとくらい値張っても鴨なんてなかなかスーパーで買われへんし、生つみれと合わせて1500円やったら価値あるよね。だってこんだけおいしいねんもん♪とーちゃん、最高においしいわ〜!!





あ、見てる。鴨をはぐはぐ食べて喜んでいる私をガン見する犬。あ〜あ、欲しがってるよ。あのさ〜、すでに甘辛い味付けになってるこのすき焼きは、アンタ絶対食べられへんの!!どんだけ待っても無駄ですから〜。そんな風に片手上げて「くださいな」をアピールしてもダメですから〜。ご〜め〜ん〜な〜。




サイゾーを徹底的に無視しながら泡盛にスイッチして、さらに幸せをかみしめる私。ふふっ、おいしいわ。このパンチの強い泡盛にも負けない深い味。おいしいという言葉以外に何がある?そんなことを考えていたら、「あ!」とひらめいた。そうや、そうしたらもっとおいしくなるんや〜。




私はすき焼きでも卵を入れずに食べる派なのだが、この生つみれがあったこともあって、卵の黄身だけをからめて食べることにしたの。甘辛い味わいの鴨やつみれをまったりとした黄身にまみえて食べる一口。ふわ〜☆☆☆ ごめん、これ以上はノーコメントでお願い。普段、卵は白身派なんだけどね、やっぱり黄身も大事やね。このくらいの贅沢はええとしよ♪ で、この黄身だけ使用で残ってしまった白身の行方は、また次回に。