十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

入院前の疑問と妄想。

おはようございます。入院の朝です。
今、ようやくほぼ荷物をまとめました〜。なんやかんやあるねえ。持っていかなアカンもん。コップはプラスチックじゃイヤやから普段使っている陶器のマグカップがいいし、タバコ吸われへんからガムもまとめ買い。酒の代わりにと炭酸レモンのジュースなどなど、え?いらんもんばっかりちゃうかって?いいのよ、いるのよ、生きてくるのよ!お茶なんかMUJIでティーバッグのを3種類も買っちゃったもんねえ〜♪「今日は黒豆茶にしようかなっ」みたいな、「先生、お茶どれがいい?」みたいな、「あ、和菓子もあるけど。おいしいよ、これ」みたいな。え?何か?


 水やコーヒーも欠かせんだろ。

先日、執刀医の先生の診察のため病院に行った際、割と気さくでええ感じ(おじさんやけど)の先生から「入院前に聞いておきたいことありますか?」と言われた。う〜ん、いっぱいあったで聞きたいこと。しばらく考え、「あ、お風呂はいつから入れるんでしょうか?」と聞くと、「あ〜、1週間後かな」と言う。先日の歯医者然り、なぜ医者というのは大事なことをサラっと言うのだろう。「1週間もっ」な気分なのだが仕方ない。部分洗いでガマンしよう。




 和菓子はイッコテンなの。

「他は?」と聞かれ、えーっとえーっと、あるよまだまだ。「あの、私、部分麻酔で手術するんですよねえ?」「そうですよ」「あの〜、私その間意識あるわけですし、術中、何をしとけばいいんでしょうか?」「はっ!?大人しく寝ておいてもらったら…」「いや、あの、知り合いから、部分麻酔なら音楽持ち込めるみたいなこと聞いたんでね、なんやったらiPod持って入ろうかな〜なんて」と言うと、「術中に会話するのでiPodはねえ。でもCD持ってきてもらったらかけますよ」らしい。音楽かけて手術する世界なのね、今は。落語でも持っていきますか?




 海外旅行ではありません。

他には?と聞かれ、最後に先日の検査結果を聞いてみた。「そうやね、血液検査の結果渡そうか」と言われ、プリンターの出力を待つ。「私、前回の健康診断で、中性脂肪がめちゃくちゃ高かったんですけど〜、どうですかねえ?」と聞くと、「入院の検査やからね、そんなんはわからんねえ」とサラリ。あっそ、ならわざわざ中性脂肪が高いなんて暴露せんでよかったやん。ヘタこいた。



そんなとんちんかんなやり取りで、一応満足を得て帰りました。そうそう、入院部屋は個室の「梅」に決定です。バストイレ無しの個室で一番ランクの低いやつね。どんな入院ライフになるのでしょうか。酒やタバコをガマンできるのでしょうか。もしかしたらこの入院を機に「え?タバコもお酒ももういらないわ」なニューかーちゃんになってしまうかも。ごめんね〜、人変わったら。キビキビ働くナースに憧れて「私、今から、ナースになるっ!!」と10代の女子のようなことを口走ったらごめんね〜。いやいや、何が待っているのでしょうか。それでは、行ってきます!