お盆休みの最後を飾るにふさわしいイベント、それが盆踊り。金曜日の朝にベランダで洗濯物を干していたら、おや?いつの間にかグラウンドにやぐらが建っているのが見える。さっそく近所の知り合いに連絡すると、この金曜・土曜に盆踊りが行われるらしい。これは行かなければ!血が騒ぎ出す。
金曜日の夜、とーちゃんと家で晩ご飯を食べていると、にぎやかな音が聞こえてくる。「行きたかったらいっといで」ととーちゃんに言われ、しばらくするとご近所の知り合いから「今おるから〜」と電話が入る。ちょ、ちょっと行ってこよかな〜となり、Tシャツに短パン、首にタオルを巻いて盆踊り会場へと向かった。
あまり踊りたくない曲は外して、ひたすら河内音頭を待つ。夜9時をまわって、ようやく来た来た、河内音頭。浴衣のおばさまたちが輪をつくる中に入り踊る踊る。汗びっしょり、息もはあはあ、でもそのくらい踊らんと来た意味がない。がむしゃらに踊り尽くして、金曜日の夜が終わった。
翌日の土曜日もとーちゃんが仕事で、帰りが遅いらしい。サイゾーと家に居ると、聞こえてくるのはにぎやかな歌声。サイゾーに「ちょっと行くか?」と言い、散歩がてら盆踊り会場に向かう。
缶ビールを飲みながら踊りを見ていると、知らず知らずにその場でステップしてしまう私。サイゾーがいるので踊りの輪に入れないが、足を前へ後ろへと軽いステップで弾んでしまう。ああ、もう一回無我夢中で踊りたかったな〜。残念。でもま、いいか、また来年踊りに来よう。
この夏は死ぬほど暑かったわりに、高知に行かなかったこともあって夏らしい遊びができなかった。最後にこうして汗だくになれる夏の体験ができてよかったと思う。こうして汗びちゃびちゃになりながら、少し長めの盆休みが終わっていったのでした。