十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

ケチ親父考察。

梅干し量比較

昨日は居酒屋ナイト。用意したのは秋刀魚の塩焼き、キノコの醤油バター、ほうれん草のお浸し、厚揚げの炊いたんなどなど。缶チューハイ泡盛で乾杯し、私がケータイを買い換えるという話になる。ようやく欲しいケータイが出たので、充電がアカンようになってきてることもあって、2年ぶりに買い換えることにしたのだ。
「でな、もう在庫がないから予約してきた」と私が言うと「で、とーちゃんの分は?ボクはシルバーがええなあ」とぬかす。何を言うかね、アンタは今年買い換えたばっかりやないの。それも「こういうのん、欲しかったんよね〜」ちゅーて、飛びついて買うたんやがな。「だってな〜ボタン押しにくいねんもん」。。。アカンアカン、全然悪くなってないのに、何万もするケータイをそんなに簡単に買い換えません!!そんなお金ありません!!!と言うと、ぷーっとすねる親父。可愛ないっちゅーねん。
そんなこんなの話をしていると、料理がなくなり、アテを追加することに。「塩昆布出して」というので、塩昆布といっしょに梅干しを2つ出した。この梅干し「宝梅」というて、甘口の肉厚でかなりおいしい。結構高価なものなので、我が家では滅多に食卓に上がらない。なので2つも出した私に「あんた〜、もったいないやん、2つも出してぇ」と親父が文句をたれる。「いーのいーの、たまには。アンタいらんかったら食べんときぃな」と言うと、親父は梅干し1つを持ってキッチンへ。梅干しを細かくたたき、鰹節とわさびを混ぜて完成。「ほら、こうしたら量増えるやろ」とうれしそうな顔をして「でも、かーちゃんは食べんでええからね」とドケチぶりを発揮する。梅干しを食べて、泡盛を飲んで、なんやかんやとさらに話をしていたら、あ、ワシの梅干しがなくなった。見るととーちゃんのわさび合え梅干しはこんもりとお皿に残っているではないか。「ちょーだいな」と箸を伸ばし、わさび合えを取ると、「ちょ、ちょっと待ちぃ〜!!」とストップがかかる。「あんたな〜、もう、いっぺんに取りすぎやねん。一回の量はこの位や」。。。それがこの写真。わかりますかね、明らかな違いが。
梅干しを食べる量はケチって、ケータイはぽいぽい買い換えたがるこの矛盾。あんた、人として、何か間違うてるで〜!!