ここ最近にあった「何でやねん！！」な話をふたつ。
●しいたけの芯
カセットコンロに使える小さい焼き網みたいなのを買っていたので、晩ご飯にこれを出し、しいたけとソーセージをちりちりと焼く。パシュッとなったソーセージもおいしいし、肉厚のしいたけに塩を振りかけ、はぐはぐ食べるのもまた旨い。「しいたけジューっとなっておいしいな」と意外なしいたけのおいしさに目覚める私たち。しかし、食べ進めるうちに、しいたけの身よりも、軸の方がおいしいと気づいていく。「とーちゃん、軸旨いなあ」「ホンマや。軸だけ今度買うといで〜」あれへんあれへんと突っ込みながら、ジュージューとしいたけの軸が焼き上がるのを待つ私ととーちゃん。軸は後、確かに3本あった。ところが私がふと目を離した隙に網の上には2本しかなく、私の小皿にソーセージが1つどんと置いてある。「あんた、ソーセージ1本あげたから残りの軸はボクのんやで〜みたいなちんまい小細工やめぇや」「な、なによ、心外な」「あんた軸1本食べてるやん。残りのふたつもこそっと食べようとしてたね」「ち、違うよ〜」「ほんまか？」「もう、そんなん言うんやったら、この大きい方の軸あんたにあげるわ！」「あんた、この軸私に食べさせて、一生ネチネチ嫌味言うんとちゃうやろな〜」「言わへんよ！もうはよ食べぇな」とポンと大きい方の軸を私の小皿に移すとーちゃん。醤油に浸し、ネギをのせてぱくっと食ってやった。うめ〜。軸うめ〜。「な？おいしいやろ？」と自慢気な親父の顔。。。。。。たかがしいたけの軸でこんなにムキになるって、何でやねん！！
●起こされる犬
月曜日の朝。いつもより早く会社に行かないといけないので、7時過ぎに起きて出勤の支度をする私。いつも私が起きたらサイゾーも起きてくるのに、この日はいつもより早いからか起きてくる気配がまったくない。放っといて、いそいそと身支度を整え、サイゾーのお弁当も用意し、さ、行こかとなる。。。あれ、サイゾーまだ起きてきてへんやん。つかつかと寝室に向かい、ふとんをガバっとめくると、気持ちよさそうに寝ているサイゾーが。「。。。サイゾー、会社行くで。ええ加減起きぃ」。。。お前小学生の子どもか？何で犬に、会社行くでって起こさななならん？
