桜が咲いても。
土曜日、朝7時半に起きてBSで見て、8:15からもう一回見て、さらに一週間分まとめてBSで見て、ちりとてちんが終わった。最終週は静かな展開やったが、ずっと「どうなるんやろ」とワクワクさせてくれて、ジーンとさせてくれるドラマやった。このドラマで流す涙は「さあ、泣かしまっせ〜」な感じがまったくなく、見ていて自然にほろ〜っと涙が出てくる。気ぃついたら泣いてるような感じ。あ〜もうしばらく、このレベルのドラマには出会えんやろう。ホンマ、毎朝楽しませてもらいました。ありがとー、ちりとてちん。
で、見終わって「お昼ご飯どねしよ?」となり、ひさしぶりにオカモトさんのランチに行くことに。「もう、外席でもいけるやろう」とサイゾーを連れていくことにする。だってテレビの天気予報では「土曜日は全国的にお花見日和の陽気です」って言うてたもん。ぬくなるっていうてたもん。ちょっと曇りがちなんが気になったが、いけるいける。もう3月も終わりや。とオカモトさんに向かった。
外席につき、料理をオーダーして、ワインで乾杯。ちょうど外席は北から南に抜けた場所なので、北から風が吹いてくる。「とーちゃん、さ、寒いな。やっぱり」「何をいうてるねんな。このくらいガマンしぃ」と余裕をかます親父。ワインを飲み、食事をいただくが、風がピューっと吹くと「さむっ」。
テーブルの下ではサイゾーが「鴨、ありますねんやろ。ほれほれ、私に」と待っている。こいつ、よぅわかっとるわ。
鼻の穴が思いっきりふくれとるがな。わかりやすいなあ、あんた。ほれ、鴨やろ。ゆっくり味わいや、もったいない。
ちりとてちんを振り返ったりとなんやかんや話をしながらワインを飲み、料理をいただくが、どないしてもやっぱり寒い。天気予報、どねなっとんねん。桜もそんなに咲いてへんがな。それでも2時間ほど過ごして店を出た。教訓、桜が咲きはじめても、3月の終わりやいうても、まだ寒い。天気予報を信じず、先走るのはやめよう。