日曜日、おばあちゃんの3回忌に行ってきた。おばちゃんの家に皆が集合したのは正月以来か。着くなりうちのお母さんから「あんたっ、数珠もってきたかっ?!」と聞かれる・・・って当たり前やろっ!!どれだけ私頼りないですかい?「電話しようと思ってんけどな」やて。大丈夫です、持ってきてますから〜。
お坊さんが来て、しっかり数珠を持って法要に出て、いよいよお食事のはじまりぃ〜。もう朝からバナナ1本で、お腹すきまくりよ〜。
いつものように和やかに、にぎやかに、食事会は進んでいく。どれもこれもおいしいおかずたち。妹と「どの順番で食べるか迷うよね〜♪」と子どものようなことを言いながら食べて飲んでいた。するとうちの母親が紙とペンを出してきて、みんなに1枚ずつ配って、と言う。ここにみんなにとってのおばあちゃんの思い出を書こうというのだ。「おばあちゃんが作ったおかずでも何でもいいです。一人一枚、必ず書いてね〜」
みんなが書いて紙を集め、さらに誰のかわからない紙をそれぞれ1枚ずつ配って一人一人読み上げていく。「おはぎ」「豚肉の味噌炒め」「キャベツの漬け物」などの食べ物が挙がったり、「テストでいい点を取って褒められた」「今もここにいてほしい」「高知の海も山も人も最高です」などのメッセージも。うちの妹のアオコが読み上げたのはうちのお母さんが書いた紙だった。「せめて夢に出てきてほしい。おかあちゃんの声が聞きたいです」と娘っ子のような思い。一同、うぅ(涙)と静かになり、しみじみとした空気が広がる。90過ぎて亡くなって、大往生で、それでも「おかあちゃんの声が聞きたい」って。そういうものなんやなあ、と改めて思う。そのくらいおばあちゃんはみんなに愛されて、尊敬された人やった。こうしてみんなで思い出すことができて、ほんとによかった。
そんなええ会になっていたのもつかの間、またまた腕相撲大会がはじまり、いとこの息子(大学生)の圧勝、ヘタレなとーちゃん丸出し、な状態に。奥のテーブルでは親父たちの政治論が繰り広げられ、子ども達はゲームに興じて、飲んで食べながらみんな好きなことをやっている。あ〜これもいつもの感じ。さらにアテが足らんからと…
出てきたのはすっごい豪華な刺身の盛り合わせとウニ。このウニよう見て「3,000円!」。さらにそこから強引に「300円」引かせたらしい、うちの叔母が。これだけで叔母がどんな人柄かわかるってもんでしょう。。。まだまだ私も青いなあ。そんなこんなで、時が過ぎ、楽しく3回忌を終えることができました。このメンバーでの集まりは、次のお正月でしょうか。とーちゃんしっかり鍛えて、腕相撲勝ちや〜!!