十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

泣いてばかりの土曜日。

Amazonで買った本が届いていて、ようやく昨日の土曜日に読み上げることができた。ジュンク堂にもなかったこの本、早く読みたくて読みたくてたまらんかったのよ〜。それはこれ。


以前にも書いたことがありますけど、大ファンブログの「あたし・主婦の頭の中」の書籍版。知らない方はリンクしてるので見てね。ユーモアと正義感にあふれた主婦の「カータンさん」が、日々の出来事やスッチー時代のことを、彼女が描くイラストベースでおもしろおかしく書いてある。この本も「ぷっ」と吹き出すネタが満載で、楽しく読んでいたのだが、後半になって涙をつつーと流してしまった。彼女が次女を出産する際に、とても大変な経験をされていて、それを乗り越えていく状況がしっかりと書かれてある。次女が元気に育っていることを知ってながらも「がんばれ、カータン!」と願ってしまう。そして少しずつ辛い現実を受け止め、超えて行く彼女に「そうだ、そうだ」と元気をもらえる。清々しい涙と共に「おもしろかった」と読み終えた。ああ、気持ちのいい土曜日の午後。




そして夜。高知でいつもお世話になっているおばさんが大阪に出てきているので、「みんなで会いにいこう」と集まった。場所は谷九にあるおいしい和食屋さん。うちの母と妹2人、妹の子どもたち、叔母、いとこの妻等等、先日の3回忌でのほぼメンバーですわ。いつものようにビールや焼酎を飲みながら、おいしいお料理をいただく。マジで料理、秋の味覚たっぷりでおいしかったのよ〜。



 「炙り銀杏」


 「鯛の薄造り」


 「湯葉餃子」


 「ハモの炙り」湯引きじゃないよ

どうよどうよ、どれもおいしそうでしょ〜。とーちゃんは熱燗に、私は焼酎ロックで秋の味覚に舌鼓。後半だいぶ酔っぱらってきて、妹と話しながらぽろぽろ泣いてしまった。あかんなあ、年やわ。昔から泣き虫な私だが、さらに涙腺が弱くなっているような気がする。しかし、この涙も引っ込むメニューが。




  

じゃん、土瓶蒸し。国産松茸にエビやハモが入った本気の豪華版。いやいやゴメンねえ。ダシがどれだけおいしい?ふか〜いふか〜い旨味の詰まった味わい。みんなに回しつついただきましたがな。もちろん高知のおばさんにも味わってもらいましたよ。

ということで朝から晩まで泣いてばかりの土曜日。どれも悪い涙じゃないからね、たまにこういう日もあるよね〜。