十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

肉だらけの晩ご飯。

買い物を済ませ、会社から帰ってきたのは5時半ころ。お腹がすいたので、出来合いのものをお皿に並べ、とーちゃんがラム肉を焼いてくれてさっそく晩ご飯へ。一見ゴージャス、でもほぼ手のかかっていないメニューが並ぶ。


鶏肉のたたき・牛肉のたたき・ローストビーフの3種盛り(←出来合い!)、ラム肉のソテー・とーちゃんのオリジナルソース、そしてポテトサラダ(←出来合い!)の3品。ほとんど肉のヤングなメニューや。このオリジナルソースは、とーちゃん曰く「料理の神が降りてきた」んだって。。。。




ワインは昨日届いたばかりの「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ“レマンフレディ”2004赤」。舌噛みそうな名前でんな。さあ、すべてが揃い「いただきま〜す」と食べ始めると、おやおやラム肉の焼きが足らなくて、切って見るとまるまるレア。「これはいかん」とさらに火を通し、メインを待ちながらワインと他の料理をいただく。しばらくして出して見ると、まだ火の通りが足らない。。。「とーちゃんとしたことがっ!!」と嘆きながらそそくさと火を通すとーちゃん。ソースは確かにおいしくって神が降りてくれたんかもしれんけど、調理の神さんはどっかいってはるみたいやね。ぷぷっ。




ワインと肉たちを味わっていたが、やっぱり年ね、ローストビーフと牛肉のたたきが余ってしまった。それを狙い続けるヤツが足下でくれ〜くれ〜と待っているので、仕方なく肉をゆがいてサイゾーの晩ご飯に。牛肉の中にドライフードが混じってるくらいの割合やで。こんなん一生にもうないで。と記念に写真を撮っていたら…




もうハウスで待ってるし。そういう察しはアンタものすごく早いよね〜。小さいときはご飯を食べなくて気を揉んだもんやけど、おっさんになったら食い気一番かいっ。わかったよ、ほい、良しっ!!




味わう間もなくあっという間に完食っ!!爪楊枝でシーシーしている親父のように、口回りをぺろぺろなめて「食うた食うた」みたいに浸っている。人間も犬も健康のために、ちょっとお肉は控えましょうか。もう私たち、ヤングじゃないからね〜。