生まれて初めてもつ鍋を作ってみた。テレビでイタリアン風なもつ鍋のお店を紹介していて、おいしそうだったので思い出しながら作ってみることにしたの。「とーちゃん、今日はもつ鍋でいこかっ」と張り切る私。
土鍋にまずバターとアンチョビ、ニンニクを入れて、その上にもやし、もつ、余り物のシイタケを入れます。バターとアンチョビが洋風な感じ♪
その上にキャベツをどかっと入れて、コンソメスープを注いで火にかけます。う〜ん、簡単！
アンチョビとニンニクの香ばしい香りがぷ〜んと漂い、なかなかおいしそう。で、食べてみると…………「何か、パンチにかける」。思った以上に味が薄いので「塩足そか」「コチュジャン入れてみよ」「トマトも入れてまえ」となり、イタリアン風なんだかどうなのかわからない味にどんどんなっていく。「かーちゃん、これバターがまずかったんちゃんうか？」「せやせやテレビではベーコンを入れてたな。それが入ってないのが間違いのもとなんよ」ととーちゃんに責められながらも食べ続けていると、まあまあ味がまとまってきて、「これはこれで」な鍋に。
なんやかんやと言いながら、結局最後まで食べてしまった。で、2人の結論は「振り切りが足らんかった」のが失敗のもとだと反省。イタリアンならバターよりもオリーブオイルで、韓国風ならキムチを入れてと、もっとやりきらなイカンかったのだ。そうか、戸惑いが味を狂わせるのね。皆さん、もつ鍋を作るときは、徹底して振り切って！私の失敗を活かしてね♪
