十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

ゴールとスタート。

昨日の日曜日、昼から買い物に外出。いつもの串カツ屋ののれんをくぐり、



おなじみ、タルハイで乾杯!くぅ〜、うめぇや。とーちゃんと毎度のようになんだかんだと話しながら串をつまみ、タルハイを次々におかわりしていたら、お店のおねえさまが私たちに話しかけてきた。「仲いいですね」。へっ、いやいやそんなことないですよ〜。「ご夫婦でしょ?」はあ、まあ。「新婚さんなの?」いや〜、今年で8年ですわ〜。「まあそう、何かとても楽しそうに話してらっしゃるから」あ、うちは毎晩酒飲みながらしゃべってるんですよ〜。いつもこんなんなんです。




「そう、毎晩。すごいわねえ」まあそれぞれに仕事してるんで、ネタには困らないんですけどねえ。「おいくつでいらっしゃるの?」50歳と41歳です。ほぼ10歳差なんですよ〜。ま、とーちゃんは2回目なんですけどねぇ。と私が言い、とーちゃんがそれは言わんでええだろと争っていたら「そう。ご主人はゴールで、お姉さんはスタートなのね」とおねえさまがつぶやいた。ほ〜。そんな風に言われたのは初めてや、上手いこといいはる。ま、とーちゃんにとってはおそらく最後のこの結婚生活も、私にはまだまだ先がある(だって41歳〜♪)。始まりなのね、私の人生。まだまだ何があるかわからないのよっ。

そんなこんなでゴキゲンになり、街を歩いていたらこんなものが!





嵐のでっかいポスター、いや看板か。みんなずらりと並んでケータイを片手に写真取りまくり。私のミーハー根性がむくむくとわき起こり、即座にカメラを取り出して撮影会に混じる。するととーちゃんが「かーちゃん、行けっ!あのマツジュンの隣の空いてるところへ行ってこいっ!!」と叫ぶ。あ、いや、うーん、行きたい。できたらマツジュンとニノの間に行きたい。でもこんなにギャラリーがいると、ブーイングのそれこそ嵐になってしまうやん?「とーちゃん、すまん。今のワシは行けん」と頭を下げる私。あー、なかなか思うようにスタート切れねえ。ダメだねえ、ワシ。