いよいよやってきました。幻の50分からはじまる桑田佳祐「ひとり紅白歌合戦」DVDの開演です。テレビ前の小さいテーブルにはとーちゃんが阪神百貨店で買い求めてきた昭和のおかずがずらり。鯛の子やら王将の餃子やら肉じゃがやらのなかなかのセレクション。まずは缶チューハイで乾杯して、さっ見ようかとなったがテレビでは恒例の土ダメがついている。じゃあ、これ終わってからね。
「かーちゃんあのさあ、まず見てない最初の50分だけ見ようよ」はて?なぜ?そんなはんちゃらけな。「いやな、今日7時からサッカーあるねんやんかあ。せやしその後K-1あるねん♪」たーっ、何を言う。こんだけ引っ張ってそれかい。ままとりあえず土ダメ終わったし、DVDはじめましょ〜!
いよいよはじまったよ。宮田輝ならぬ宮田出留(デル)のトークからのスタート。前半はタイガースやスパイダース、いしだあゆみ、GAROなど私の生まれる前の歌が多い。ってことはとーちゃんはもちろん知っている曲ばかり。最初はバンドなしのカラオケだったのね。あ〜九ちゃんの歌でみんな入ってくるのね。知らんかったわ♪そんな趣向だったのね。
…とテレビに釘付けになっていたら、遊んで欲しい犬一匹。とーちゃんにサッカーボールを差し出して「遊ばんかい」と誘っている。サイよ、遊ばないよ。今ね、とっても大切な時間なん。
いやだから、ドーナツのおもちゃでも遊びませんから。そんな風に誘わないの。
あ、いつの間にかテレビがサッカーに変わってる。なんかさ〜水さすよねえ。流れ止まるよねえ。だるいよねえ。とぶつぶつ言っていたら…
くふう♪桑田さんにチェンジ!もうすっかり泡盛いっちゃってますからね。もうこの辺、何度も見てるけどやっぱりいい!くいくい飲んでごきげんになってきたで。ほんとによく出来てるなあ、このライブ。素晴らしいっ♪とノリノリになりまして〜
結局2回見ました。ええ一晩で。途中K-1もちらりと見ましたけど、このライブに戻りましたから。親父もこの通り泡盛をマイクに見立ててシンガー化。気づけば1時前でしたからね、ビックリです。え?ちと弾け過ぎ?ほい、おっしゃる通りで。