さて、昨日の金曜日にサイゾーがなぜキレキレしてお出かけしたのかというと、
サイゾー、モデルになりました。
聞こえてる？もっかい言おか？
サイゾー、モデルになりました。
うちの会社で制作しているあるカタログの仕事で、ペットグッズのページに犬がいると。「じゃあサイゾーで」とプッシュしていたらホントにそうなってしまった。撮影は3カットあり、1つは2匹の犬が入れるゲージ撮るというので、サイゾーだけでなくもう一匹小さな犬がいることになり、知り合いに声をかけてトイプーさんも登場。
相方のヤンちゃんです。
めちゃめちゃ小さいでヤンちゃん。2kgあるかないかではないだろうか。サイゾーなんておおかた6kgやもんね。しかもヤンちゃん、まだ6ヶ月くらいのベイビーちゃん。なのでスタッフからの「かわいい〜♡」の声はヤンちゃんに集中、「おもろ〜い」はサイゾーに集中。もちろんゲージ撮影の大部屋は「大」のサイゾー、小部屋は「小」はヤンちゃんという扱い。そらそうや、当然です。しかしお前、いつからそんなにでかくなったんだ？
身体だけでなく態度もでかいサイゾーは、初めてのスタジオというのにうろちょろめぐり、好き勝手に楽しんでいる。女性のスタッフに近づいては「オレかわいい？」と愛想をふりまき、男性スタッフを見つけてはワンワン吠えるイヤなやつ。こらっ、ちょっとじっとしぃ！
じっとしてるかと思ったら、この日のために買っていたおもちゃをひたすら探しとる。鼻先をバッグの中に突っ込んで「どこや、おもちゃ、ワシのやつ」とクンクンしとる。おもちゃは後っ、しつこいよっ！！
さまようサイゾーが立ち止まったその先にあるのは、初体験のおもちゃとフード。これ撮影用の小道具なんですけどね、「これ食わせ、遊ばせろ、ゲージに入れろ」とうるさいうるさい。あんな、この後あんたイヤでもそこに入らなアカンの。ちいと待っとき〜！
結局この後、本番撮影でゲージに入った瞬間、このフードを食い尽くしてしまいよった。仕方がないのでもう一回フードを入れて、「待てっ、待てっ、待て〜！！」と遠くから叫んでなんとか食べるのを阻止し、無事に撮影終了。ふう、疲れた。あんたよりずっと叫んでたかーちゃんの方が疲れたわい。まあなんとか動きを止めることができたので、スタッフさんたちから「スゴいね、サイゾー」と褒められましたけどね。ええ、お褒めの言葉をいただくなら、ギャラをいただきたいところです。現金でひとつよろしく。
