十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

とーちゃんのイタリアワイン講義。

うちの会社では毎週金曜日に全体ミーティングがあって、毎回一人が進行役を行い、最後に自分が見つけたテーマを発表するというプレゼンテーショントレーニングの場を設けている。実は今週、私がその進行&プレゼンを担当することになり、「何のテーマがええかな〜」と考えていた。うちのメンバーは20歳のヤングちゃんから40歳を過ぎたベテランさんまでいろいろ。みんなに興味をもって聞いてもらえるテーマとは・・・・と考え、「ワイン」をテーマにすることに決定。ということで、めきめきとワイン通に成長しているとーちゃんに協力してもらわなければと、昨夜ワイン講義をしてもらいました。




「え、ボクに聞きたいわけ?」とどこかうれしそうなとーちゃんに、矢継ぎ早に質問を投げかける私。まずはボトルに書かれている情報にはどんなものがあるのかをレクチャー。この2本のタイプの違うワインを例に、それぞれ何が書かれてあり、どんなワインなのかを教えてもらう。なるほど、そういうものなのね、フムフム。





次にワインの作り方、ワインの基礎知識などなどを語ってもらい、だ〜っとメモを取っていく私。「フルボディって濃いワインってされてるけど、そうとも言えんのよ。一般的にはアルコール度数でフルかミディかを見るんやけどな。濃いと重たいは違うからな」「イタリアのグレートビンテージは2001年とされてるねんけど、イタリアは縦に長くて北と南では気候がまったく違うからな。最悪やと言われてる年でも一概に言われへんねんよ」と親父節炸裂。よかった、しゃべりたがりでうれしがりのイタリアワイン通がこんなに近くにいて。





さてさて講義は終盤になり、とーちゃんがおすすめする安くておいしいイタリアワインの品種ベスト3を選んでもらいました。テーマは「これを知ってりゃ通ぶれる」です。
1.バルベーラ
2.バルボリチェッラ
3.モンテプルチアーノ
だそうです。このとーちゃんの講義をまとめて資料を作って、みんながワインに興味をもってくれたらいいなあ。とーちゃん、ありがとうね〜と講義を締めると、「なんやったら、ボクが会社で話すで〜」と張り切る親父。いえ、あなたはここまでで結構ですから。