十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

解かれた封印。

結婚した早々の頃に私がある料理を作ったら、あまりのひどい仕上がりで「あんた、もう、この料理作るのやめとき」ととーちゃんに言われて封印されたメニューがある。それは「お好み焼き」。ね?このブログでも、家でお好み焼きを作っているの一つもないでしょ?すんごいボロボロのくずくずになってしまったのよ。ええ、関西人の恥でございます。その後お好み焼きを食べたいときは、外で食べるというのが我が家のルールとなり、家でテコを使うことがなくなっていったのです。
しかしこの土曜に、とーちゃんが「お好み焼きが食べたいな〜」とつぶやいた。あんた、あの封印を解くのかい?と聞くと、「いや〜、無理せんでええよ」と苦笑いされたが確かに私も食べたいお好み焼き。そこでこんなものを買ってみたのです。




あるんだねえ、こんなに便利なパックが。これ、ぼてぢゅうの豚玉パックでね、卵も豚肉もソースやマヨネーズ、青のりまで入ってますで。もうこれだけあれば焼くだけのセットになってます。すごいすごい、便利便利。さあさあ焼こうぜ〜!




材料入れて〜、くるくる混ぜて〜




やっぱりお好み焼きにはビールだろうってね。もちろんサッポロ!




あ、ぷっくり焼けてきた。旨そ〜〜♡




ソースとマヨとカツオと青のりを載せて完成!何年かぶりにテコを出して、はふはふいただきます。「ようこんなテコが残ってたな」と見たら三菱製。あ、そっか、このホットプレートに付いてたんや。やっぱりおいしいなお好み焼きって。ペロリ食べてしまって2枚目の焼きをスタート。今度、もっかいチャレンジしてみようかな〜と調子に乗って言うと「あんたには無理。やめとき〜。これ焼いてるのもボクやん」だって。そっか、じゃあこれって、封印が解かれたことにはならないのかしら?やっぱりズルい?