十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

恋するカレー。

さあて、とーちゃんのカレーです。昨日私が家に着くとすでにとーちゃんがキッチンでカレー鍋を温めていて「いつでも食べれるよ〜ん」とスタンバイ。はえ〜よと言いながら支度を済ませてキッチンに行くと、「このままスープみたいに食べてくれてもいいよ」と言う。じゃあ私はスパゲティカレーにしたいので、スパをゆがいている間にそのスープ風でいただきましょうということに。








じゃん!スープ風カレー。肉ようけ買っただけあってごろごろしてますわ〜。さっそく一口いただくと、うん、確かにおいしい☆「だろ〜?店で出したら1500円は取れるな。こんだけ肉入ってるもんな」と親父まんまんの得意気。とーちゃん的にはこの味が想像通りなん?と聞いてみると「まあちょっと違うねんけどな。でもまあパーフェクトに近いな。甘くて辛いやろ?」と言う。確かに甘さと辛さがいいバランスになってるねんけど。。。「これさあ、やっぱり、グリコの熟カレーとZEPPINのおかげなんちゃうん?」と思い切って言ってみると「た〜〜っ!!」と怒ってました。これ禁句ならしい。








ゆであがったスパゲティを入れて、さらにカレーをかけてみました。ちゅるちゅると食べられてこれもまたおいしい。「やっぱり圧力鍋があるといいね。何と言っても火にかけてる時間がかなり短縮されるからなあ」そうなん?「そらそうや〜。ラクやったわ、今回は。そうやなあこのカレーで店しようかなあ、イタリアで」へ?イタリア?「ピエモンテあたりやったら絶対行けるで。ボクのカレーが地元で評判になって、毎日みんなが食べにくるんよ。“こんなカレーは今まで食べたことないぜ”とか言うてさ」









「そのうちにトリュフ屋の娘やら、ワイナリーの娘やらがボクに恋してさ。もう大変なわけ。くふ〜♡」と一人喜んでいるので、「なあ、その地元の人たちは毎日カレー食べるんかい?」と聞くと、「そ、そら、いろんな煮込みも作るやん。カレーは週1回でもええで」と言う。なるほど、それやったら毎日通えるかもね。









「あんたも来るんやで〜」と言うので、「行かへんよ。向こうで頑張ってよ。たまに友だち連れて遊びにいくから」と言うとぷーとふくれてました。イタリアでしっかりカレー作って盛大儲けてきてちょうだい。この圧力鍋は持たせてあげるからさ。あ、熟カレーとZEPPINもたくさんいるね♡ぷぷー。