十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

不〜二子ちゃんみたいなワイン。

昨日は久しぶりにとーちゃんがシュンシュンしてくれました♪おいしそうなスペアリブを買っていたので、ジャガイモ、玉ねぎ、キドニービーンズを合わせたシチュー風。相変わらず素人とは思えない仕上がりです☆










「もうこの手の煮込みは見切ったわ。塩加減も豚肉を漬け込む時間のかけ具合もだいたいわかった」と言い切る頼もしい料理長。うんうん、何でもいいからいろいろ見切っちゃってどんどんやってくれい。私は何もせずにただおいしい料理とおいしい酒にありつけたらいいんだよ♪へへ。










おいしい酒といえばこのワイン。昨日とーちゃんが出してきたイタリアの赤ですが、これがなかなかおいしかった。「これはピエモンテのワインなんやけどな、ネッピオーロでもバルベーラでもない品種、ルケを使ったワインやねん」と料理長からソムリエになったとーちゃんが言う。「ほなこの“ルケ ラチェント”って書いてあるのは?」と聞くと「ルケって言う品種を使ってラチェントさんが作ったワインっちゅーこっちゃ」ならしい。ルケのワインを飲むのは初めてですが、まず香りがいい♡なんて言うねやろ、あま〜い濃厚なフルーツの香りやねんけど、一筋縄ではいかんような、うーん、何か罠が仕組まれているような、不〜二子ちゃんみたいな印象。え?なんか違うかな?











温度が上がっていくにつれて、この妖艶な香りが消えていき、今度は味わいに濃厚さが増してきた。なのでちょっと大ぶりなグラスに変えてみたりして。「これは明日まで置いてまた飲んでみた方がいいな」とソムリエが言うので3分の1ほど残しておくことになりました。さてさて不〜二子ちゃんは今晩、どんな顔を見せてくれるのでしょうか。うひひひ、逃がさないぞぉ。(←ルパン風)