十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

我が家最高のお宝。

火曜日、毎度のように「なんでも鑑定団」を見ながら晩ご飯を食べていました。「これは本物、100万はするな」「え〜、私は3万もせえへんと思うで〜」と己の真贋を試しながらやいやい。ま、どこのご家庭でもこんな会話がされているとは思いますが、テレビやからようわからんのよね。特に掛け軸。後で「これは印刷ですね」とか言われても、そんな方向の解説なかったし。。。とか言いながら










白ワインをくいくい。この白、ボトルはドイツ風の細いタイプなんですが、作られているのはドイツ近辺の北イタリアらしい。まだ微発泡していてかなりおいしかった☆











おかずはこんな感じで、タラとアサリと野菜で作りました。この白ワインも入れてね。「もう〜もったいないやんか〜」と親父ぶーぶー。











そこで親父、引き出しの奥からこんなものを出してきた。ヤングにはわからないね、かつて永谷園が出していた「東海道五十三次」のカード。なつかしい!「すごいやろ、ボクちゃんと昔に応募して大事に持っててんで〜」とごっつい自慢。でもそんなお宝じゃないだろ〜この程度じゃ。たくさん残ってるやろうし。











「た〜〜!何言うてんのんな、2万円はするんやで」と何を根拠に言ってるんだかなお値段ですが、とーちゃん曰く「多分我が家で最高のお宝」なんだって。中を出して見てみると「もう、ちょっとその箱が大事なんやからね、気ぃつけてや」と爪の先までケチな親父がやいやい言う。うっさいなあ、もう、棚に直しとこ。











そんな親父は毎晩、サイゾーに載られてエコノミー症候群になりかけているらしい。よく見ると片足に全部サイゾーの体重がのっかってるんですね。こりゃあ大変そう。「毎晩辛いんよ、実は」と嘆いていましたが、本人ゴキゲンなので、なかなか降ろせないんだって。ケチだけど我慢強いんだねえ、とーちゃんよ。