十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

そんな理由だった犬。

ツイッターをご覧になった方はご存知のことなのですが、昨日、犬がやりよりました。まったく予想しない展開になった顛末をお伝えします。









 ※写真は昨日のものではありません。
朝、ブログを書いて支度をしようとしていたら、犬がすごいガン見してくる。「どうしたよ」と聞いても答えるわけでなく、スルーしていたら近寄ってきて「抱っこして」と言う。サイゾーは朝、ほとんどクッションでプープー寝ているので「珍しいなあ」と思いながらひざの上に載せると…











しばらくして「ウォっウォッ」となり吐いた。でも大丈夫、危機管理能力の高い私のこと、吐くことを察知して身体を前に乗り出させましたから、私への被害はありませんでした。セーフ。しかしその前の日も同じくらいの時間帯で吐いたので、2日連続となれば確かに気になる。その後様子を見ていたら、やっぱり珍しく「じー」っと私を見ているので、「何かあるんやな」と思い、「やっぱり病院に連れていこう」と決めました。仕事、めっちゃ忙しいねんけど、しゃあない。













病院に着いて診察してもらうと<注:あ、久しぶりのダーリン先生には診てもらえず、楽しみ半減だったけど>「いつ吐いたか」「ご飯は食べるか」「便とかに変わりはないか」などを聞かれ、「えーっと、多分大丈夫ですね」と言う先生。てっきり「胃腸がちょっと弱ってるんですね。薬を出して様子をみましょう」という展開を予想していた私はちょっと拍子ぬけ。「え?大丈夫なんですか?」と言うと、「サイゾーくんは多分、お腹が空き過ぎて吐いたんですね」と言う。は〜〜〜〜〜〜?なんだそりゃ。












空腹のあまり胃散が出過ぎて吐いたんではないかと先生は言う。ってことは、あの珍しいガン見は「かーちゃん、ボクしんどいねん」というかわいい想像ではなく、「なあなあかーちゃん、腹減ってんねんけど」てなもんやったってこと?なんだよ、犬よ、腹減らして吐くってどういうこっちゃい。ちゃんとご飯食べてるでしょ?そんな訴え方ってある〜?











「すみませんでした」となぜか謝りながら診察室を出て、薬なんぞももらうことなくお会計して会社へ。「腹減ってただけらしいです」と心配してくれていた会社のメンバーに伝えて、サイゾーにご飯をあげました。もちろんぱくぱく何ごともなく食べて、「旨かった☆早よメシ出さんかい」な雰囲気。朝ご飯の時間をちょっと見直そうかと思いながら、至って元気な本人はキャーキャー会社で弾けてました。ったく、無駄に疲れた1日でした。やられた!