十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

あの頃犬は若かった。

昨日の夜は、江戸幸さんとバーに立ち寄って来た酔っぱらいのおっさんとアテをつまみながらしゃべっていました。テレビは仲間由紀恵のようわからんラブコメみたいなドラマが付いていたのですが「もう、テレビ切ってお話しようヨ〜」とかわいくもないただの親父が言うのでしぶしぶテレビを切って(いや、ドラマを見たかったわけではないけど)、音楽を付けてサシな状態に。すると親父がこんな珍しいものを出してきて…











これ、サイゾーが2〜3歳頃の写真。ガムを両手で持ってカジカジしてますね。なんてキャワユイの〜!?「あんたとこの会社で撮ってもうたやつやな」とおっさんが言う通り、うちの前のオフィスで当時ライカのカメラにハマっていたボスが撮ってくれた写真です。いやー、カメラもええけど被写体もかなりええんでないかい?










「ほらほらこれなんか、お目目キラキラやあ♡」とおっさんもデレデレ。若いよなサイゾー。明らかに若くてかわいい(親バカ?)。ふっと目の前のサイゾーに目をやると










うわ、ただのおっさんやし。「いいんだよ、サイゾーは今もかわいいんだよ」と親父は擁護しますが、うーん、かわいさで言うならやっぱり昔の方が数ランク上やな。加齢ってむごい。いやいや、犬を通して自分を見る私。










この写真なんか目ヂカラが違うよね。当たり前やけど白髪もないし、タンもすっと入ってきれい。ああ、若いっていいよね。若いって素晴らしい、若いって、若いって…











あーあ。若い頃のサイゾーやったらこんな寝姿せんかってんけどなあ。どーよこれ。成れの果てかい。しかし私も人のことは言えんね。犬の振り見て我が振り直そ。美しさをあきらめてはいけない☆犬よ、ありがとう。かーちゃんもがんばるわ♪