十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

高知の旅:雨ニモマケズ。

昨日の夜、9時前に無事大阪に戻りました〜。いやいや今回はいろいろありましたけど、楽しかったわ♪とても☆ではまず最初に何があったのかというと、、、、、

出発の時間に出遅れて(2人して寝坊した!)しまったのですが、別に何があるわけでなし、多少の渋滞は覚悟して出発しました。時間は朝6時半。運転中「何か忘れているような気がする‥」と一人心の中で振り返っていたのですが、お土産OK!水着OK!着替えもOK!サイゾーのご飯もおやつもスタンバイOK!で何も思い当たる節はない。クルマの野口さんも、事前に友人アルファさん経由で完璧に見てもらっているので、今回は不安ナシ。「うん、何もない何もない、大丈夫」と心の中で一人落ち着きました。しかし・・・・













最初の休憩の淡路島室津PAで、サイゾーに水をあげようとしたときに発覚!まさに不安的中!!サイゾーグッズをまるっぽ忘れてきていることに気づきました〜。アハハ。せやせやリビングに一式置いて、出発時にサイゾーにリードを付けてそのまま出てしもたんや。アハハ。バカだねえ。。。。って言うてる場合やないで。あるのは川用にと思って付けてきた小汚いリードと首輪のみ。ご飯も容器もおやつも全部買いなおさないかん。。。。あーあ。














親戚のおばさん家に到着しまして、この日は1泊だけ共にする母と妹アオコに迎えられました。「いやあ、サイゾーグッズを全部忘れてきてしまってさあ〜アハハ〜」と言うと、「すぐに買いに行ったら?そしたらもう(酒)飲めるやろ?」という優しい母の助言でアオコとクルマでスーパーに行き、一式揃えて無駄金使いました。はあ。そしてようやく念願のプシュ☆














母とアオコ、この家のおばさん(というかおばあちゃん)、そして私たち5人での高知最初の宴です。カツオとウナギを用意してくれて、とーちゃん持参の白ワインをオープン。ああ、このときを待っていたんだよ♪サイゾーグッズの失態は忘れてしまえばいいのさ☆













こちらは母手製の料理です。手前のは青唐辛子と野菜いっぱいの煮浸しみたいなやつ。辛いけどおいすぃ☆私はパクパク食べましたが、辛いのが苦手なおこちゃまとーちゃんとおばさんはダメだったみたい。もったいな〜。てかこれ今すぐでも食べたいな〜。














ワインから泡盛にスイッチして(もち持参!)いつものようにだらだらと飲んでいたら隣の親戚の兄ちゃん(てかおじさん)がぬぅっと入ってきて、「これ食べぇ」と差し出したものが‥













鮎!しかも天然!!近くの清流、新荘川で釣ってきた鮎だそうです。すごい!頭からパクリといただきましたが、苦味と旨みの交じる深い味わいでした。こんなん食べたら大阪で鮎なんか食べる気せんき♪













さらにこちらもいただきました。去年も食べたよね、カツオの新子、メジカと言うそうです。スミカンの皮をすり、汁を絞っていただくんだよ。これはこの時期だけのもので、流通もしないらしいのでかなり稀少ですよ☆ホンマ、一生分の良質なタンパク質を一夜で食べたね。腹キンキン♪















ぐっすりと眠り、朝方サイゾーに「なあなあ浜に行こうな」と起こされましてこの風景。実は今回、私たちがいる間は毎日雨でした。海は晴れていても山の方がどんよりと曇っていて、「こりゃあ川遊びは無理やな」な感じ。しかしそんな苦境ももろともせず、諦めないのが我が家のおっさん!














「大丈夫なんよ、晴れ間は出るから」と言うのでいつもの川へ行きました。この日の2日目は、妹のクローバー一家が遅れて高知入りするため、みんなで川遊びしようというのがそもそものプラン。なのでちょっとくらいの雨なら遊んでしまえという勢いもあり、いそいそと(自称)アウトドアマンとーちゃんが簡易ターフを立ててスタンバイ。日陰って大事やからね。













一時的に雨がザ〜っと降りましたが、子どもたちがやってくる頃には晴れ間が広がり、みんなで川を堪能。この川であの鮎が取れたんですよ。それだけキレイでしょ?とーちゃんはグビグビ酒を飲み、運転手の私は仕方なしにのんあるばかり飲んでました。しかしこんなのでもありがたいわ。ま、ただのレモンジュースなわけやけどねw














さて、翌日の3日目。この日は諦めないとーちゃんも諦めなしゃあないくらいのザザ降りとなりました。なのですることなくて、午前中は本を読みながらこのようにダラダラ。「昼からお墓参りしてラーメン食べに行こうよ」ということになりまして、サイゾーをおばさんに見てもらい、私たちだけで外出しました。














墓参りを済ませていつものラーメン屋に向かうと、人気店だけあって駐車場がいっぱい。「ちょっとこのままドライブしよか」となって山を上がり、山頂にほど近い道の駅でぶらりしました。そこにあったのがこのヘンテコな滑り台。なが〜く下まで続いていて、子供たちはキャッキャと遊んでましたけど、「滑るのはええけど上がってくるのがイヤやな」というのが大人の見解。ちなみにそこにチョコンと付いているのは天狗さんです。後で知ったけど、この近くに天狗高原というのがあるらしい。行ってみてもよかったな〜。














そんなこんなで念願のラーメンへ。ああ、幸せ。今回は味噌もやしラーメンに半チャンを付け、とーちゃんと分け分けして食べました。でもとーちゃんは瓶ビール飲んでるわけよ。何回も言いますが、とーちゃんは運転免許を持ってませんからね、運転手は私だけですからね。高知へ行くのも帰るのも、運転手は私ひとりですからね。でも自慢じゃないけど、私クルマの運転だけは上手いねん♪って、ラーメンの話からそれてしもたね。へへ。













お腹いっぱいになっておばさん家に戻り、すぐさま着替えて隣の親戚ん家の初盆へ。この家の主であったおじいちゃん(私のおばあちゃんの弟にあたる)がこの1月に90歳で亡くなり、その初盆にたまたまいる私が大阪方面の親戚代表として出ることになったのです。が、ちゃんとした服持ってきてへんし。仕方なく着て来てた黒っぽいワンピースにスパッツというカジュアルな出で立ちで、端っこにちょこんと座りました。しかしここは仏さんではなく神さんなので、神主さんのような方が祀りを取り仕切るわけ。坊さんじゃないわけよ。かしこみ〜なわけよ。仏式に慣れている私にはあまりにも新鮮な初盆に、釘付けになりました。あ、で、この写真はその後に振舞われた皿鉢料理です。中央に羊羹どーん!













さーて、駆け足でいきますよ〜。翌日の4日目は、またまた雨模様の微妙な天気。母、アオコ、クローバー一家は少し離れた場所にある小粋な旅館に泊まっていたのですが、母とアオコはこの日の朝から大阪へ帰り、クローバー一家はまたあの川で遊んでから大阪へ帰るという。「雨やで、大丈夫かいな」と言いながら、私たちも向かって合流しました。最初は降ってましたけどね、次第にまたまた晴れ間になっていい感じ。うん、来てよかった♪













写真ではわかりにくいかもしれませんが、雨が多いため2日前に来たときよりも少し水量が増えていました。実はこれが良かった。子供たちができるだけ遠くに(歩いて)行って流れてくるという遊びをはじめ、私もやってみましたがかなり気持ちいいんだよ。ボードに乗って力を入れずに浮いているだけで、その適度な流れの速さでスイ〜っと流れていくの。まさに天然のリバープール!私は5流れくらいしたかな?子供たちはもっと流れてましたけど、おかげで今でも上半身筋肉痛です。ただ流れただけやというのに、あれ?













その翌日、つまり昨日は帰る日で、朝からどこにも行かずに掃除と片付けをして昼頃出発!の予定でしたがちょっとしたハプニングがあって少し遅れてしまいました。なので大阪着が9時前になってしまったわけですね。結局、阪神高速神戸線の渋滞に行きも帰りも巻き込まれたな。しかしあの渋滞なんとかならんか。須磨の料金所もおかしいやろっ!とか言いながら家に帰るとありましたよ、サイゾーバッグが。まるっぽちょこんとありましたよ、当たり前ですね。ということで、長い旅話にお付き合いいただきましてありがとうございました。明日はこの旅のサイゾー編をお届けしま〜す!