十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

肉食女子とすき焼き。

今週の水曜日の話なのですが、平日というのに我が社のスタッフS(女性・デザイナー)がやって来ました。この16日に36歳のお誕生日を迎えた彼女、べっぴんで痩せ型、色白というのに未だ彼氏ナシ。ほんまどっかにおらんかえ〜?そんな彼女をわざわざ平日の夜に招いたのには、理由がありました。













はい、ニークー。いつもお歳暮でいただく高級牛肉ですよ。2人で食べきれない量なので、お誕生日で大の肉付きのSにも振舞おうということになったのです。この肉を見たとたんにSのテンションが一気に上がり「うお〜〜!いいんですか?いいんですか?キャー!」な状態。ホンマ、あんたみたいなのをホンマの肉食女子って言うんやろな。














さっぱりめの白ワインを開けまして(肉に気が取られて写真はナシ)、乾杯しつつまずは鍬焼きでいただきます。砂糖と醤油をジュジュっとかけて、サッと火を通してパクリ。。。。。。。うんま。旨すぎる。間違いないわ。「めっちゃおいしいですよ。めっちゃおいしいですよ」とSも連呼。「仕事がどんだけ忙しくてしんどくても、こういうおいしいの食べたらまたがんばろうと思えますね」と言うてましたけど、生きる支えは小確幸だからね。こういう幸せってとても大切☆














その後すき焼きに入りましてとーちゃん仕切りで鍋が仕上がっていきます。「なんで糸コンを豆腐で区切って別にするんですか?」「糸コンを肉と一緒にすると肉が固くなるからだよ〜。そもそも北大路魯山人のすき焼きは白葱と肉だけのものだったからね」「え?なんでですか?」「魯山人としては肉を最高においしく食べるためには、それだけで十分と思ったんやろうね。まあわからんでもないよね」「そうやとーちゃん、今流行ってる都市伝説の話ですけどね、ああいうのホンマですかね?」「うーーーん。まあ、全部、ウソやね」「は?なんでなんで??」・・・・とそっちの方に話がいったので私はスルー。この人ら好きやからね、世界の不思議トーク。2人でやいやいと盛り上がり、またすき焼きをご飯と一緒にしっかり食べてSは深夜に帰っていきました。満腹で満足してくれたそうです。よかた♪













Sが帰った後、片付けて泡盛のお湯割りをホチホチ飲んでいたら、ゴキゲンになった親父がBGMのシャッフルに合わせて弾きだした!そういやこの姿久しぶりや。「お、久しぶりやね、弾くの」と言うと「うーんそうかな〜?ボクの指先が唸るからさ」だそうです。ちなみにこの日の写真を随時インスタに上げてたのですが、いちばん「いいね!」票を獲得したのはこのとーちゃんの写真。え、みなさん、高級牛肉よりもこっちが「いいね!」ですかい????え〜〜〜〜〜っ!