
今回は特にネタが無いので雑感でいきます。私の仕事はコピーライターですが、こんな風によくあちこち出かけます。パソコンに向かってコツコツ原稿書くだけじゃないんだな。打ち合わせや取材に呼ばれてその場をまとめる役割を持つことが多い。なのでまあ、いろんな方にお会いするわけです。年齢、職域、キャリアもさまざま。プロとして任された仕事は責任をもって全うしますが、やっぱりいい時、悪い時があるし、気分の乗る乗らんもある。その差を生むのはとどのつまり人、人間性なんですね。やっぱり。

優しさとかいい人かとかは二の次で、真面目で正直で誠意があって、その仕事に真剣な人とはたいがい上手くいく。だって物作るベクトルが同じやからね。たまにいるのよ、自分のことしか考えない、上下で人を見る、まあ見えてる世界が小さい人と言えるかな。人を妬んだり、比べてばかりのタイプもそうか。この違いを私はオープンハートの人かどうかとして考えてます。若くても年配の方でも、心を開いて接することのできる人が好き。そういう人とは仕事でもプライベートでも大抵人間関係がとれるんですなあ。

もちろん人にはいろいろな面があるし、ずっとオープンでいられるわけじゃない。私だってごくたまにクローズすることもあるからね。でも、いい仕事をしたい、スキルを高めたい、家族を含めていろいろな人と良好な関係を築きたいという多くの人が考える望みをかなえるカギは、ここにあるんやないかなとぼんやり思ったりするわけです。ナマ言うてすんまへん。そしてこの写真は、桑田佳祐のひとり紅白LIVEを見ていて「若者たち」が流れた途端にエア肩組をして乗ってる親父。あんた、オープンすぎるよ。まったく。