さて、昨日お伝えしたように楽しいイベントが終わったばかりで大したネタもなく、何を書こうかと思案しながらこうして連ねています。雑感にする？それとも大好物の冷麺の話がいい？………………………わかた、ほんだら雑感にするわ。今日は時間がたっぷりあるからね。
私は割に安定したタイプなんですね。ほとんど感情でものを言わない、しかも本気で怒ることがまあない。何か良くないことが起こっても先に「どうしていくか」を考える方で、例えばお父さんにがんが見つかったときも、現実にどう対処するかを優先していました。何か対立ごとが起こったら、どっちの立場にも偏らない視点でその出来事の本質的な問題を探るように意識を払います。だから女性的な可愛さがなくておっさんぽいんだな。そんな性格やからしゃあないんやけど、今特に安定していられる理由は、やはり人間関係に支えられていると思っているのです。
まずはお母さん、妹たち、義弟、そしてとーちゃん。他にも仲の良い親戚メンバー（こちらはホンマもんの）がたくさんいます。子どもの頃から「この人たちは何があっても私を守ってくれる」と感じてたくらい信頼と安心の中で育ててもらったことが、私の基盤になっているのは間違いないと思う。これは本当に感謝しています。今はほとんどの時間をとーちゃんと過ごしていますが、ああ見えてとーちゃんは家族を守る漢なので、そういう意味での裏切りのない根っこの信頼はあります。だってな、こないだ果敢にひとりで蛾に立ち向かってやっつけてくれたんやで。ほれ、守る漢やろ？え？
次に昔からの友だち。SNSのおかげで離れていても日常がわかるようになってつながりが強くなったことはホントに大きいと思う。歌謡祭をテレビで見ながらくだらないことをTwitterでたたみかけていく他のメンバーではできない面白さ、何か相談したいことがあればLINEで語り合うこの関係は、時間をかけて育ててきているだけにまた格別です。私のことをわかってくれてるし、私も彼女たちのことがわかるので、通じ合えている安心感は大きい。だからごっつ久しぶりに会ってるというのに術後帽子の話から始まったりするんよね。それが心地いいのです。
そして、SNSを介して広がっている友だち、仲間は、今の私たちのリアルな生活に欠かせない存在です。私たちは何もしてないのに「とーちゃん」「かーちゃん」といろんな方に声をかけてもらえるのはありがたいこと。ほぼ「酒」がつなぐ仲間なので、《酒が好きで飲める身体に生んでもらってありがとう》ってホントに思うでな。万一私たちが酒の飲めない夫婦なら間違いなくみんなと出会ってないからね。深刻な話も仕事の話も基本しなくて、ただ酒飲みながらケラケラできるというのは大きなリフレッシュになる心地よい時間です。だいたい大人になって自分の時間を取れるようになったら、楽しみくらい自分で作っていかなあかんと思うしね。そういう意味で、仕事とプライベートのバランスが取れているのは酒好き仲間のおかげです。
人生は選択の繰り返し。親は自分で選べないけど、進学も就職も結婚も自分で選んで、そこで生まれた関係をどうしていくかは自分次第やと思うので、私の選択は概ね正解だったと思います。あの高校に行ってよかった。とーちゃんと結婚して（そらいろいろあったけど）ひとまずよかった。この会社に入ってよかった。Twitterはじめてよかった。あのときあの飲み会に行って良かった。そんな良かったと思える体験がいっぱいあることで、いろいろな強さを得られたんやろうね。これからももっと、良かったと思える選択ができるといいなあ。
