おはようございます。今日は静岡に向かっています。目的地の新富士駅まであと30分ほどのこだまの中です。こだまってご存知の通り新幹線の各停なんやけどこれまたおもしろいね。通過待ちが多いからちんたらしてるけど「こんな駅があるんやな」と発見があるし、いつも通過していくだけの景色もはっきり見える。あとは車内販売があれば帰りもバッチリやのにな。
さて、時間が経ちましたが高知編のラストは犬の話です。今回はっきりわかったことは、もうサイゾーはほとんど目が見えてない、ということ。去年はまだ家から浜まで勝手にすたこら歩いてましたがもうそんなこともできず、そろりそろりと匂いを嗅ぎながらあらゆるところにぶつかってました。なので近くの浜に行くのにもリードを着けて、ゆっくりと「こっちやで」と誘導しながら。とはいえ毎朝6時に起こされて
はい、ご来光を拝ませてもらってありがとうございます。ここの浜はほとんどが石で歩きにくくて暑いのですが、見えてない犬はそんなことも知らず匂いに誘われてずんずん波打ち際へ。おいおい、危ないよ。
波打ち際の砂浜まで抱いて連れて行き、ふらふらと歩かせていたら波の方へ向かおうとするのでさらに危ない。「こっちやで」と引っ張りながらの朝んぽを毎日してました。見えてるときは海が怖くて自分から近づくことなんてなかったのにね。
川では私が抱いてボードに載せて一緒に流れるプレイを何度か楽しみましたが、見えてないので川に入るまで何が起こってるか本人わからず、流されたあとに「なにすんねんな!」とこの怒り顔。オモロイ。ごめんごめん、でも気持ちよかったやろ?となだめても
嫌がってテーブルの下に隠れてふて寝しよるし。ほんと濡れるのキライやね。いい加減あきらめたらとかーちゃんは思うんやけど。
年齢も年齢なので川からの帰りのクルマではとーちゃんの膝の上で爆睡してたり、家に帰ってもご飯食べずにずっと寝てたりとかなりなおじいちゃんぶりでした。でもまあ、見えてないからかえって海辺の散歩も川流れもできるようなったのかとも思う。それもまたアリやんな。あと何年こうして一緒に行けるのかな?いやいやまだまだ行けるよな。また来年も川でかーちゃんと流れよ、サイゾー。