今日は日帰り東京出張で、今帰りの新幹線です。今回はパソコンを持って出ないといけなかったので、いつも使っている革製の斜めがけバッグをやめて大きなリュックにしました。とはいえ、わたしリュックで移動するのが嫌いなの。だから普段の仕事ではほとんど使ってないの。今回久し振りに使ってみてリュック移動における課題と対策、その限界について考察したいと思います。
リュックについて語る前になぜ私が斜めがけバッグを愛用しているかを説明しましょう。右肩に掛けて左側に流すこのスタイルの素晴らしさは、両手が空き、さらにモノの出し入れがいとも簡単なところにあります。鍵を出すときも、財布を出すときも、暑っと感じて扇子を出すときもサッと取り出しスッと仕舞える無駄なくスピーディなこの動き。左手でサイゾーを抱えていてもサッ!スッ!と誰かをお待たせすることがほとんどありません。ところがどうでしょうリュックときたら。今日の私のルックと行動を例に振り返ってみます。
私が出張のときに最もよく使うのが、スマホ、交通系ICカード、老眼鏡、ガムです。私はカシコなのでリュックの右前にビヨーンと伸びるICカードホルダーを設置し、服のポケットにはガムを、シャツの前にメガネ(ローガンやで)を引っ掛けてぶら下げました。新大阪に着いて朝ごはんを買いに行き、その後駅構内の本屋で小説を購入。右手にはさっき買った朝ごはんと水が入った袋を持っています。本のお会計をするのに
横っちょに袋を置く
リュックを下ろす
チャックを開ける
財布を出す
お金を払って財布を仕舞う
本を受け取りリュックに仕舞う
リュック閉める
リュック担ぐ
袋を持つ
とまあなんたる行程の多さ!信じられん!下手したらちょいとそこに置いた朝ごはんの袋を忘れるパターンやこれ。危ない危ない。この無駄な動きの多さが私をリュック嫌いにさせているのです。
ではこの動作ストレスを軽減しつつ、リュックの数少ない利便性、つまり両肩に分散する圧力によって多少重たい荷物も苦にはならないという良さを生かすにはどんな方法が考えられるか。ひとつには最近流行ってるサコッシュ、簡単に言うとミニポーチとの併用です。私は旅行ならともかく、出張では「無いわあ」と思ってるのね。それやったら違うカバンにしてひとつにしいやーと思うねんな。サコッシュのタイプにもよるけどもっさりしそうなんよなー。とすればもう方法は限られてきます。ポケットがいっぱいある服を着て服で収納力を上げる、もしくは財布をやめてキャッシュレスにするなどすぐ使うものを減らす。一番出し入れするのは財布とICカードやからね。財布やめたら楽になれそう。
というのが今のところのリュック使いにおける私の解決法。リュックで通勤する人が増えて、きっとみんな困ってると思うのよ。大きいスマホを入れても型崩れしない隠しポケットのある服どうよ?間違うても釣りのおっちゃんが着てるようなベストちゃうで。zozoあたりで開発してくれんかのー?
あ、関係ないけどサイゾーはもうすぐ17歳になります。寝てばっかり。