昨日の日曜日、近所のビストロで「ワインの会」なるものがあった。時間は昼の3時から、各自参加費3500円+酒一本でフードはお店が出してくださるという。何週間も前から楽しみにしていた私たちは、妹を誘い、うきうきとお店に向かった。
行ってみて驚いたのは、いわゆる団塊の世代と言われるようなおじさまたちが多いこと。みなさんいろんな仕事に就かれているようだが、ワインにはかなり精通している模様。珍しい中国の赤ワイン、日本のシャンパンと、「へー」と思うような持ち込みワインがどんどん空いていく。私たちが持ってきたワインは、いつものおつとめ品からチョイスしたシラーと、高知の親戚からもらったラベルのない(どんなワインかまったく予測できない)赤ワイン、そしてとーちゃんが気を遣ってプラスした2500円の激安バローロの3本。このバローロ、一応イタリアの王様と言われているワインで、私が大大大好きな銘柄の一つ。王様なのに2500円ということはさしてよろしくないランクではあるのだが、腐ってもバローロ、そんなにまずいはずがない!
ところが最初のシャンパンと白ワインで結構飲んでしまい、赤になったくらいからもう味なんてどうでもよくなってしまった。7時にはサイゾーをホテルへ迎えにいかなあかん。わずか4時間の間に珍しく酔っぱらってしまい、気が付いたらサイゾーと一緒に家で寝ていた私。
どーやってサイゾーを迎えに行き、どーやって家に帰って、何をしていたのだろう…。さっぱり記憶を失ってしまっている。こんなことは珍しい、そんなに飲んだのかなあととーちゃんに言うと、「ちゃうねん、一回寝てしもたやろ、そやから記憶ないだけやねん」という。ほんまかいな。まあ確かに、朝起きても二日酔いはほとんどない。ただ記憶がないだけか。ま、ともかく浴びるほどワインをいただいて楽しい休日となった。大好きなバローロも他の珍しい赤ワインも何にも覚えてないけど、まあ、よしとしよか。