十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

寿司食いてえ!

イクラなわけ。

昨晩、家でワインを飲みながら、「とーちゃん、ワシ寿司食いたいねん」「そーかー。ちょっと考えよか」と話し合い、とりあえずお昼は外食することになった。今朝起きて、用事を済ませ、サイゾーを美容院に入れて。。。「で、どこ行くん?」「まあとーちゃんの頭の中にちゃあんとプランができてるから任しときぃ」と言う。そのまま地下鉄に乗り、ミナミへ。繁華街、大阪のミナミといえどもお昼の12時過ぎに空いている、ちゃんとした寿司屋は意外と少ない。「で、どこ行くん?」「ちょっと相合橋まで行ってみよか」という。女は的確なプランの無い行動を共にすることを極端に嫌う。「アテは決まってないんかい?」と聞くと、「まあええから任しときぃ」の一点張り。まあええか、寿司でも洋食でもええよ、腹減った、早いことそれなりの店に入れたらいいわと腹をくくった。
以前に行ったことのある寿司屋に行くと、あいにく開店は3時からだそう。がっくり。ところが大将の息子さんが近くで寿司屋をやっていることを教えてくださり、その店へ。カウンターだけの店ながら、寿司職人さんが4〜5人ほど忙しそうにカウンターの中にいて、なかなか繁盛しているよう。瓶ビールでカラカラの喉を潤し、うざく、カニ味噌、鱈の白子なんぞのアテをつまみながらほっとする。お腹も気持ちも落ち着いた頃、寿司のオーダーへ。海老、鉄火巻き、アジ、とり貝、タコ、イクラ、赤身のまぐろなどなどをいただきながら「昼間の寿司はしあわせやねえ」と喜ぶ。私にとってのベスト・オブ・寿司は天然うなぎ。タレじゃなくてね、塩とレモンで仕立てたうなぎ。あなた、食べたことありますか?そんな鰻。おいしかったー♪とーちゃんのベスト・オブ・寿司は鉄火巻きやったそう。確かにおいしかったけどさ、とーちゃん、ビンボーくさいねん。お酒はこの頃、麦焼酎のボトルキープにスイッチ。だって900mlで2500円なんだもーん。グラスで5杯飲んだらもと取れるワケ。ボトルにしなきゃでしょう?
そんなこんなで、たらふく食べて、たらふく飲んで2人してご機嫌さん。とーちゃんのあるようでなかったプランながら、この三連休で最高に楽しめた最後の休日になったのでした。
その後、決してカラオケには行ってません!